静脈瘤について…健忘録も兼ねて。

今晩は、ファシリテーターでリンパスペシャリストのkumiです。

今日も覗きに来てくれてありがとうございますm(__)m

個人的にも興味があり、チョット調べてみました。

<静脈瘤>
静脈の一部が異常に膨れ上がって、皮膚からコブの様に盛り上がる病気。
主に足に出来る事が多く、他には腕、食道、腹部、肛門の周囲にも出来る事がある。
～家庭医学大事典より～

原因は…特に下肢静脈瘤の場合。
生まれつき静脈の壁の作りが弱い事が最大の原因との事。
更に、長時間の立ち仕事をする職業の方に多く見られています。

メカニズムとしては…
立っているだけで足に血液は溜まりやすく、静脈の壁にかかる圧力は横になっている時よりも非常に大きくなります。
静脈の壁の作りが弱い人は、この圧力に壁が耐えきれずに膨らんでしまいます。
更に、静脈には血液を送り返すための弁が付いていますが、静脈の壁が膨らんだままでいると、この弁が上手く閉じなくなって、血液が逆流し、更に静脈の壁が伸びてしまうと云う悪循環に陥ってしまい、“静脈瘤”と云う病名が付いてしまいます。
血液が溜まるとそこに含まれている水分(組織液)が周囲の細胞に取り込まれ細胞が膨らんでしまうのが、“むくみ”となります。
常にむくんでいると、それが普通になり、不快症状にも気づか無くなっていきます。

一旦壊れた弁は治りません。
治療は手術か弾性包帯や弾性ストッキング等を使用しての保存的療法だそうです。

太ももやふくらはぎの裏等は自分ではなかなか見る事がむづかしい部分で、見つけるのが遅くなりやすい部分でもあります。

立ち仕事が多い方は、出来るだけ足を高くするように気をつけたり、じーっと立ったままよりも、ちょこちょこと動き回っている方が良いようです。
更に、血液を心臓に戻す手助けの為のマッサージはとても有効です。

リンパ液は血液の流れや、筋肉の動きによって、リンパの出口に向かいます。マッサージするとむくみが取れるのはこのメカニズムです。
チョットだけ気にしてケアをしてみてはどうでしょうか？