14日猛暑の中、東伏見アイスアリーナ(ダイド-ドリンコ)に行って来ました。
3連休中日、あの選手の話題もあり、昼公演の観客席はギッシリ超満員でした。
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公演開催を知らせる告知(プルシェンコに代わりジュベール)
まずは見終わっての感想から…といきたいところですが、今回は何と言っても安藤美姫の様子を知りたい方がほとんどだと思いますので、今回はその様子を中心にお伝えします。
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開演を待つリンク全景(公演中は写真撮影禁止の為)
突然の出産告白からのアイスショー出演。
となると、関心はどんな滑りを見せてくれるのか、又登場シーンは?と気になりますよね~??
前回横浜公演から、当日出演のゲストスケーターは最初に紹介方々登場するのですが、今回は名前の紹介だけで姿はありませんでした。
となると、果たしてサプライズはあるのか…
結論から言うと1部2部の休憩時間での登場でした。
しかもプリンスアイスワールドとコラボしている、ベンツの最新オープンカーに乗ってのPR活動として。
これは意外でしたね。まさにサプライズ(笑)
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会場のアナウンスの質問に答える形でマイクを握る安藤美姫。リンクを2周。
考えてみたらこれ迄はトヨタに所属していたので、辞めて初めて実現した夢のコラボじゃないですか。
いつもならトイレや、リンクを綺麗にする車両を漫然と眺めて過ごしている休憩時間が、安藤美姫の登場で違った時間になりました。
観客も手を振って喜んでいましたが、只後で振り返るとここでちょっと期待感を希薄にしてしまった感じがありました。
で実際の彼女の滑りですが、まだまだ調整不足な印象は否めませんでした。
全盛期の滑りが目に焼き付いている人には、物足りなさを感じたのではないでしょうか。
と言っても無理はありませんよね?4月迄大きなお腹をしていたのですから。
曲はアメージンググレース、衣装はそれを体現するかの様な真っ白なコスチューム…
冒頭部分に彼女の得意な3回転サルコウを持ってきた後は、曲の雰囲気を表現する流れる様な滑りを披露していました。
途中ダブルアクセル等を転倒もなくそつなく決め、イメージを大きく損なう事もなく無事終了した感じですね。
休憩時間中にサプライズ登場した事もあり、リンクに迎える拍手も終えた拍手も思っていた程大きくはなかったです。
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公演終了後リンクを一周するスケーター達。手前2人目白い衣装が安藤美姫。
一方、注目されるもう一人のスケーターは、彼女の子供の父親と思われる??南里康晴。
残念ながら、今回彼と彼女のコラボはありませんでした。
アイスワールドチームの一員として、地道にショーを支えていた感じがしました。
ほとんどの観客はすぐ彼の存在を見つけられなかったと思います。
そうは言ってもかつては全日本選手権で3位に入り、世界選手権出場経験もある実力者。
ジャンプの回転やキレはチーム男子の中ではピカイチなので、その点に注目していれば遠目でも彼だとわかる気がします。
今回の出演ゲストは、選手の実績順に安藤美姫、小塚崇彦、鈴木明子、村上佳菜子、庄司理沙。特別ゲストはブライアン・ジュベール。
最初に滑ったのは村上佳菜子…横浜公演同様、大人を意識させる滑りを披露しました。ポップな曲調を時折笑顔を交えながら表現。最初のフリップジャンプが決まらなかったのはまだシーズンインしていない今だからでしょうか?
続いては小塚崇彦…世界選手権2位をピークに調子を落としていましたが、今回はかなり復調を印象付ける滑りを披露していました。
その目安になるのは、観客にカッコよさを感じさせられるかどうか…
手拍子とドラムを織り込んだちょっと変わった曲で、存分に男らしさを表現出来ていた気がします。
一緒に観に来た女性陣がそれを感じて口にしていました。
彼が苦手とするトリプルアクセルも決まっていましたし、ソチに向けていい感じではないでしょうか?
第2部入って登場は庄司理沙…私が期待している次世代日本の女子エースなのですが、最近は全日本選手権でも10位以下に沈んでいて、ちょっと個人的には不満な存在になっています。
只、今年は彼女の良さがだいぶ出ていた気がします。
荒川静香の持つ柔軟でゆったりした滑りやジャンプが、まだ17歳で感じさせるのは大変大きな魅力です。
まだまだ伸び城が大きいので、出来れば世界的なコーチについて、一気にその才能を開花させてさせて欲しいです。
鈴木明子は第2部後半にエメラルドグリーンの衣装で登場。スパンコールを配しているので、滑りの角度によってキラキラ輝いて綺麗でした。
横浜公演では一時のスランプからの回復途上でしたが、今回は芸術性に重きを置いた滑りに徹していた感じで良かったです。
後はシーズンに入ってジャンプの精度と質をどこ迄高められるか…
彼女はビールマンスピンがない分、不足分を芸術性と高い質で加点を貰える様頑張って欲しいものです。
ブライアンジュベールは、得意な4回転??トウループを披露しながら、コミカルに会場を盛り上げていました。
プルシェンコ同様、外国人はサービス精神が旺盛で、一瞬に会場の雰囲気を変えてくれるのがいいですね。
滑り終えた後は、熱心な彼のファンが掲げるフランス国旗が観客席に揺れていました。
あとはゲストではありませんが、今回も素晴らしいの一言だったのが荒川静香の滑り。改めて彼女の滑りを見るだけでも入場料を払う価値はあると確信しました(笑)。一つ一つの技の精度、流れる様な優雅な滑りは、まさにフィギュアスケートの完成形です。
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ショー終了後、観客からのプレゼントに応える小塚崇彦と鈴木明子(画面中央の2人)
東京公演ですが、横浜公演と同じに弦楽器とのコラボによる滑りもありましたが、今回は録音画像による形に変わっていました。
(横浜ではリンク中央に立つバイオリニストの古澤巌氏が、スケーターに合わせてバイオリンの音色を響かせるものでした。)
あとは今回公演で出演最後??の八木沼座長の滑りが1回多く用意されていました。
同様に次期座長??の太田由希奈の滑りも引き継ぐ意味で多かった気がします。
まだ正式ではありませんので、詳細な確定情報は後日HP等でご確認なさって下さいね。
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高橋大輔の滑りが見られなかったのは少し物足りないものの、楽しい時間を過ごせて良かったです。
次回のアイスショー観覧は来春のGW頃の横浜公演になります。
勿論、ソチ五輪での日本選手の活躍についてのコメントも記載出来ればいいですね。
では。
追記)
この記事を読んで観覧してみようかなと思って頂いた読者の皆様。
最終公演が本日15時半になっています。
当日券は開演一時間前に発売です。昨日は1時間半前に2人の方が並んでいました。
もしかしたら可能性もありますので、予めプリンス事務局へお問い合わせの上お出かけ下さい。
既に自由席チケットをお持ちの方は、14時半迄に列にお並びになる事をお勧めします。
3連休中日、あの選手の話題もあり、昼公演の観客席はギッシリ超満員でした。
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公演開催を知らせる告知(プルシェンコに代わりジュベール)
まずは見終わっての感想から…といきたいところですが、今回は何と言っても安藤美姫の様子を知りたい方がほとんどだと思いますので、今回はその様子を中心にお伝えします。
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開演を待つリンク全景(公演中は写真撮影禁止の為)
突然の出産告白からのアイスショー出演。
となると、関心はどんな滑りを見せてくれるのか、又登場シーンは?と気になりますよね~??
前回横浜公演から、当日出演のゲストスケーターは最初に紹介方々登場するのですが、今回は名前の紹介だけで姿はありませんでした。
となると、果たしてサプライズはあるのか…
結論から言うと1部2部の休憩時間での登場でした。
しかもプリンスアイスワールドとコラボしている、ベンツの最新オープンカーに乗ってのPR活動として。
これは意外でしたね。まさにサプライズ(笑)
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会場のアナウンスの質問に答える形でマイクを握る安藤美姫。リンクを2周。
考えてみたらこれ迄はトヨタに所属していたので、辞めて初めて実現した夢のコラボじゃないですか。
いつもならトイレや、リンクを綺麗にする車両を漫然と眺めて過ごしている休憩時間が、安藤美姫の登場で違った時間になりました。
観客も手を振って喜んでいましたが、只後で振り返るとここでちょっと期待感を希薄にしてしまった感じがありました。
で実際の彼女の滑りですが、まだまだ調整不足な印象は否めませんでした。
全盛期の滑りが目に焼き付いている人には、物足りなさを感じたのではないでしょうか。
と言っても無理はありませんよね?4月迄大きなお腹をしていたのですから。
曲はアメージンググレース、衣装はそれを体現するかの様な真っ白なコスチューム…
冒頭部分に彼女の得意な3回転サルコウを持ってきた後は、曲の雰囲気を表現する流れる様な滑りを披露していました。
途中ダブルアクセル等を転倒もなくそつなく決め、イメージを大きく損なう事もなく無事終了した感じですね。
休憩時間中にサプライズ登場した事もあり、リンクに迎える拍手も終えた拍手も思っていた程大きくはなかったです。
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公演終了後リンクを一周するスケーター達。手前2人目白い衣装が安藤美姫。
一方、注目されるもう一人のスケーターは、彼女の子供の父親と思われる??南里康晴。
残念ながら、今回彼と彼女のコラボはありませんでした。
アイスワールドチームの一員として、地道にショーを支えていた感じがしました。
ほとんどの観客はすぐ彼の存在を見つけられなかったと思います。
そうは言ってもかつては全日本選手権で3位に入り、世界選手権出場経験もある実力者。
ジャンプの回転やキレはチーム男子の中ではピカイチなので、その点に注目していれば遠目でも彼だとわかる気がします。
今回の出演ゲストは、選手の実績順に安藤美姫、小塚崇彦、鈴木明子、村上佳菜子、庄司理沙。特別ゲストはブライアン・ジュベール。
最初に滑ったのは村上佳菜子…横浜公演同様、大人を意識させる滑りを披露しました。ポップな曲調を時折笑顔を交えながら表現。最初のフリップジャンプが決まらなかったのはまだシーズンインしていない今だからでしょうか?
続いては小塚崇彦…世界選手権2位をピークに調子を落としていましたが、今回はかなり復調を印象付ける滑りを披露していました。
その目安になるのは、観客にカッコよさを感じさせられるかどうか…
手拍子とドラムを織り込んだちょっと変わった曲で、存分に男らしさを表現出来ていた気がします。
一緒に観に来た女性陣がそれを感じて口にしていました。
彼が苦手とするトリプルアクセルも決まっていましたし、ソチに向けていい感じではないでしょうか?
第2部入って登場は庄司理沙…私が期待している次世代日本の女子エースなのですが、最近は全日本選手権でも10位以下に沈んでいて、ちょっと個人的には不満な存在になっています。
只、今年は彼女の良さがだいぶ出ていた気がします。
荒川静香の持つ柔軟でゆったりした滑りやジャンプが、まだ17歳で感じさせるのは大変大きな魅力です。
まだまだ伸び城が大きいので、出来れば世界的なコーチについて、一気にその才能を開花させてさせて欲しいです。
鈴木明子は第2部後半にエメラルドグリーンの衣装で登場。スパンコールを配しているので、滑りの角度によってキラキラ輝いて綺麗でした。
横浜公演では一時のスランプからの回復途上でしたが、今回は芸術性に重きを置いた滑りに徹していた感じで良かったです。
後はシーズンに入ってジャンプの精度と質をどこ迄高められるか…
彼女はビールマンスピンがない分、不足分を芸術性と高い質で加点を貰える様頑張って欲しいものです。
ブライアンジュベールは、得意な4回転??トウループを披露しながら、コミカルに会場を盛り上げていました。
プルシェンコ同様、外国人はサービス精神が旺盛で、一瞬に会場の雰囲気を変えてくれるのがいいですね。
滑り終えた後は、熱心な彼のファンが掲げるフランス国旗が観客席に揺れていました。
あとはゲストではありませんが、今回も素晴らしいの一言だったのが荒川静香の滑り。改めて彼女の滑りを見るだけでも入場料を払う価値はあると確信しました(笑)。一つ一つの技の精度、流れる様な優雅な滑りは、まさにフィギュアスケートの完成形です。
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ショー終了後、観客からのプレゼントに応える小塚崇彦と鈴木明子(画面中央の2人)
東京公演ですが、横浜公演と同じに弦楽器とのコラボによる滑りもありましたが、今回は録音画像による形に変わっていました。
(横浜ではリンク中央に立つバイオリニストの古澤巌氏が、スケーターに合わせてバイオリンの音色を響かせるものでした。)
あとは今回公演で出演最後??の八木沼座長の滑りが1回多く用意されていました。
同様に次期座長??の太田由希奈の滑りも引き継ぐ意味で多かった気がします。
まだ正式ではありませんので、詳細な確定情報は後日HP等でご確認なさって下さいね。
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高橋大輔の滑りが見られなかったのは少し物足りないものの、楽しい時間を過ごせて良かったです。
次回のアイスショー観覧は来春のGW頃の横浜公演になります。
勿論、ソチ五輪での日本選手の活躍についてのコメントも記載出来ればいいですね。
では。
追記)
この記事を読んで観覧してみようかなと思って頂いた読者の皆様。
最終公演が本日15時半になっています。
当日券は開演一時間前に発売です。昨日は1時間半前に2人の方が並んでいました。
もしかしたら可能性もありますので、予めプリンス事務局へお問い合わせの上お出かけ下さい。
既に自由席チケットをお持ちの方は、14時半迄に列にお並びになる事をお勧めします。
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