こんにちは。
ご無沙汰しております。
気がつけば前回更新から40日近くが過ぎてしまいました。
皆様、その間お元気でしたでしょうか?(私は何とか元気です)
ソチ五輪が既に遠い出来事の様になっていますが、今その興奮が
少し蘇るのが、埼玉で開催されている「世界フィギュアスケート選手
権」です。
SP終了段階で、男女共に表彰台圏内にいるのは頼もしい限りです。
特にメダルの取れなかった女子には、FSで是非共頑張って貰いた
いと思っています。(代表枠が3名維持出来るか、2名に減るかが
決まります)
で、今日FSを迎える男子を飛び越して、女子中でも浅田真央に
焦点を絞って書いてみたいと思います。
標題に掲げた問題提起に対してのお答は下記の通りです。
死角は…ありません。
恐らく98%の確率で金メダルを取る事が出来るでしょう。
引退表明は…あります。
試合終了後すぐと予想しています。但しその前提は、ソチと同レベ
ルのFSが滑れたらです。
昨日のSPの滑りを見る限り、ソチのFSで体得したいい感触が
継続している様です。
特にいいのはジャンプした時の空中姿勢…
背中が綺麗に、身体の軸が通っている点、肩の位置、腕の締め方、
等が回転の速さを生んでいます。
現時点ではジャンプに関して失敗の要素は見当たりません。
気持ちの面も吹っ切れています。
この世界フィギュア選手権については、過去に2度チャンピオンに
輝いていますし、何が何でも金メダル獲得の気持ちは以前程ありま
せん。
それよりも納得いく滑りに切り替わっている。
これ迄も同様な発言もありましたが、それはメダルの重圧から自己
を&緊張を解す為に言い聞かせていたもので、心からそう感じるの
は自身今回が初めてではないでしょうか?
ソチのFSではジャンプを飛ぶ毎に、お世話になった人への感謝
の気持ちを込めたとの発言がありましたが、今回の世界選手権も
それと全く同じだと思います。
つまり精神面でもメダルの呪縛から解き放たれているので、逆に金
メダル獲得に全く死角は存在しないと言えるのです。
引退については、現時点で予想するのは難しいのが本音です。
近い所ではトリノ五輪金メダルの荒川静香が、約1か月半以上かけ
た後進退の結論を出していたりする為ですが、個人的にはソチFS
同様の滑りが2本(SP、FS)揃えられれば、もう現役生活に思い残
す事は無いと思います。
4年後の五輪は遠い先ですし、トリプルアクセルを綺麗に飛べる
年齢帯もそう長くはない。
只、それ以上にソチFSで知った滑る喜びの方が大きいと思います。
メダルと絡めず、自らの滑りの完成形を求める達成感こそが、重要
で価値あるものと実感しているからです。
それが実現出来れば、メダル獲得が第一義の現役に拘る必要が
無い…。
現時点では世界選手権が、選手の今の実力を正確に採点してい
ると思います。
五輪では地の利及び見えない大きな力が働くとわかったからです。
特にソチ大会は露骨でしたからね。
その意味で今回の「世界選手権」を見るのも、本来のフィギュアスケ
ートの面白さを実感出来て楽しいと思います。
では。
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