久保ちゃんのインド・ブータン紀行 その4
6月9日、4日目、インドでの教育機関視察は最終です。
ディーパ先生のお宅に少しお邪魔させてもらいました。そして、一緒にライプルにあるチャッティスガル州の教育委員会に行きました。この5月に就任された女性の教育長さんに面会しました。その後、事務局の重要施策の責任者の方からお話を聞き、交流させてもらいました。短時間の予定でしたが、かなりの時間をとってくださり、色々な教育施策についてお聴きし、共感することがたくさんありました。チャッティスガル州には16の言語があり、周辺地域とまたがって使われている4言語があり、ヒンディー語がわからない子どもたちがいるということでした。それに対応するための難しさがあるとのことでした。
ICTによるスマートスクールが国家的に推し進められており、その対応にも苦慮されているようでした。
執務室の机に書類が山積みになっていたので、「メニーペーパー、ハードワーク」と言ったら、深くうなずいて「イエス」と言われました。どこも一緒だなあと思いました。
20時過ぎの飛行機でデリーに向かい、デリーで1泊します。10日11時40分発でブータンのパロ空に向かい、到着が16時の予定です。
けんま先生からの写真提供と補足説明
Raipur最終日の補足です。写真1枚目はディーバさんご自宅へご招待をうけた際の写真です。久保先生が滞在中に描かれたディーパさん像をプレゼントされ大喜びされていました。2枚目は教育長室(と呼ぶかは分かりませんが)です。中央の方が教育長さんにあたる方です。3枚目は教育行政事務局の職員さんたちです。4枚目は出立間際にスーパーに立ち寄った写真です。
久保先生のご報告にあったように、チャッティスガル州には16の教育言語があるそうですが、実際に使われている部族言語は44もあるそうで、そのすべてを教えることができないので16となったようです。