2021年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/」での読書の記録。
先月、4月のまとめをしてみました。
好みというか、感性というか、なんか自分とは合わない感じで面白さをまったく感じず挫折、、
途中で投げ出してしまった本もあったり、思う様には読み進められなかった4月。
それでも平均したら「週に一冊ちょい?これくらいが丁度いい感じ」のペースが定着したようです。
2023年4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1573ページ
ナイス数:227ナイス
■最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 (ACTIVE HEALTH)
久々の自己啓発系、タイトルの「最高の体調」に惹かれて読んだが、科学的根拠、実践的な解説が読みやすく、理解しやすく、特に前半は 1)文明病 2)炎症と不安 3)腸 4)環境 5)ストレス は面白かった。普通にやっていることもあったが、早速試に生活に取り入れたこともある。ガイドブック的に読み返しそうな本だと思う。各章の振り返り、まとめ的に「実践ガイド」があるのがとても良い。 ただ 後半の6)価値 7)死 8)遊び は参考程度に、理解しずらいし、実践はしないと思う。
読了日:04月10日 著者:鈴木祐
■震える岩―霊験お初捕物控
宮部みゆきさん19冊め。短編集「かまいたち」に登場する不思議な霊感力のある女性、お初が活躍する時代劇捕り物。奇怪な連続幼児殺しの謎を追うスリラー、ホラーのような、お初のバディになる右京之介の存在でちょっとなほのぼのとした雰囲気。死にたいという思いや肉親の死で深い悲しみを持つ人の心の隙に入り込む死霊との対決。その100年前の赤穂浪士討ち入りの背景にある謎が事件の謎と絡み合い、後半はジェットコースターのように話が目まぐるしく動き、死を選ぶしかなかった赤穂浪士の思い、見事な展開で謎解きを楽しめ面白かった。
読了日:04月12日 著者:宮部 みゆき
■流浪の月
凪良ゆうさん「神さまのビオトープ」に続き2冊目。引きこまれるように一気に読めた。世間から誘拐犯とその被害者とされる二人の不思議な、変な絆の物語り。居場所のない者同士が恋愛でもなく、友情ともまた違う、更紗と文の形容しがたい関係が世間に一ミリも理解されない歯痒さを、この先どうなって行くんだろうとハラハラしながら見守るように、応援しながら読んでいた。「事実と真実は違う」二人だけにしか分からない真実、途中重い気持にもなったけど、最後は二人にある意味幸せな日々が続いていきそうな感じでほっこりして読了。心に刺さる一冊
読了日:04月14日 著者:凪良 ゆう
■コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫nex)
久々の町田そのこさん、軽めの調子で始まりマンガを読んでいるように感じたけど、読み進めていると面白くなってきて感情移入。九州の門司港にあるコンビニに関わる人達の心温まるエピソードが6話の連作短編のような展開。フェロモンを垂れ流すコンビニ店長を筆頭にキャラが濃い人が多く登場。イートインスペースでの人との出会い、交流、悩みや辛さ、葛藤をかかえながらも、本当の自分を見つけたり取り戻していく心温まる話。特に3話と4話が好みでほろりとした。こんなコンビニが近くにあればなあと思う。ほっこりしたい方におすすめ。
読了日:04月18日 著者:町田 そのこ
■アンマーとぼくら
有川浩さん2作目。沖縄を三日間観光をしているようで楽しく素敵な家族愛が溢れる話だった。実の母のお母さん、継母のおかあさん、子供のような困ったお父さん。ぼく、リョウが自分自身の生い立ちに似ているところがあって、親子になっていく様がいろいろとあるあるだった。過去と今が交錯していて、この三日間は一体何だったのだろう?三日間を楽しむおかあさんが素敵でかわいくて、ちょっと泣けた。「アンマーとぼくら」、そうだね、ぼくらだね。友達の金ちゃんいい奴。ちょっとウルっとなって、胸いっぱい感情移入してほっこり読み終えた。
読了日:04月22日 著者:有川 浩
4月のマイ・ベスト本は「流浪の月」
貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。
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