クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

タヒバリとキタミソウを見に

2011年11月13日 | キタミソウ

昨日フィールドを2箇所回った後に、タヒバリとキタミソウを見に古利根川を訪れた。
古利根橋の下流の古利根川の右岸を歩いた。

Pb120039 古利根川の下流を見る

111112_6644 下流から古利根橋を見る

観察できた鳥は、スズメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カイツブリ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、カワセミ、イカルチドリ、イソシギ、クサシギ、タヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズなどだった。

111112_6565 カイツブリ

111112_6749 アオサギ

11111203807 セグロセキレイ

11111203627 モズ

11111203785 イソシギ

11111203646 クサシギ?

11111203657 イカルチドリ?

タヒバリは、川原に降りて、上流にいるクサシギ、イカルチドリを観察していたら、下流にタヒバリが1羽いた。かなり距離が近いのに逃げずにいてくれた。感謝!

11111203742 タヒバリ

11111203741

川原にはオナモミ?が繁茂しており、歩くとズボンに付く。一部は長靴の中に入り、痛かった。オナモミの茂みを脱出してすぐ、このトゲトゲの種を取り除いた。

川の流路の脇でキタミソウの群落を見つけたのでしばらく観察した。

1111126691 キタミソウ群落

1111126686 キタミソウ

111112120013

この後、堤の上に上がろうと歩いていったら、泥の中に長靴がはまり込み、抜けなくなった。スコープの三脚を泥地について、体の安定を保ち、足を力を入れて引き上げながら長靴を手で引っ張りあげて、やっと脱出できた。

ホテイアオイが何箇所にも見られた。一部では花が咲いていた。

111112_6739 ホテイアオイ

111112_6769 ホテイアオイの花

野良猫?が目の前を横切っていった。

111112_6775

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末田須賀堰上流  キタミソウ保護のために オオオナモミ除草

2010年10月19日 | キタミソウ

10月17日は、出張疲れもあり、起床するのが遅かったが、オオオナモミ除草のイベント開始時刻には間に合った。元荒川の永代橋近くの駐車場に集まった参加者は35名以上と比較的多かった。これも新聞に載ったためだろうか。

最初に主催者の埼玉県生態系保護協会岩槻支部遊馬支部長から挨拶と趣旨の説明があった。

最初に、キタミソウの花を教えてもらい。それから、オオオナモミについても教えてもらい。除草を開始した。

101017_2957 キタミソウを指差す人

Photo キタミソウのパンフレット 埼玉県生態系保護協会岩槻支部作成(クリックすれば大きな画像になります)

101017_3057 オオオナモミ

除草中には、海上自衛隊の飛行艇が訓練のためか、何回も上空を飛行しているのが見られた。

101017_3069

この日の9時半から11時半過ぎまで、多人数で作業を行ったので、効率的に広い範囲が除草できた。

101017_3048除草中

101017_3143 除草終了した場所

下の写真は、除草したオオオナモミを仮置きした光景だ。置いた場所は坂になっており、全容が見えない。写真で見るよりゴミ袋の個数ははるかに多い。私もこの置き場にあるごく一部に当たる12袋分を除草箇所から運んだ。恐らく100袋は越えているのではないだろうか。

101017_3072 集積された除草したオオオナモミ

除草中にキタミソウの白い花を見つけたので、撮影した。

101017_2975 キタミソウの花

除草後、ご褒美に柿が2個ずつ配られた。小さいが甘い柿だった。

101017_3169

除草イベント終了後、この末田須賀堰の近くで鳥見をして帰った。
カルガモ、コサギ、イソシギ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワウなどが僅かに観察できた。

10101700862 カルガモ

10101400848 コサギ

10101700860

10101700911 イソシギ

10101700924

10101700895 ハクセキレイ

除草から2日経ったが太ももの裏側が張って痛い。

変な姿勢で除草をしたせいだろうか。

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末田須賀堰  キタミソウは?  10月11日

2010年10月12日 | キタミソウ

10月10日の読売新聞埼玉県版にキタミソウを守るために10月17日に埼玉県生態系保護協会岩槻支部主催で元荒川永代橋付近のオオオナモミの除草を実施するとの掲載があった。

101011_1877 永代橋近傍にたつ看板

そこで、11日にしばらくぶりに末田須賀堰に行ってみた。鳥は少なく、セグロセキレイ、イソシギ、カルガモなどが見られたが数は少なかった。

キタミソウはどうかと歩いてみたが、河川敷はオオオナモミが一面に繁茂し、ざっと見ただけでは、キタミソウは確認できなった。

Dsc_1936 末田須賀堰上流、黄緑色に見えるのはほとんどオオオナモミ。

101011_1906オオオナモミ

一面のオオオナモミの川原で、これは、抜き甲斐があるだろうなと思った。時間があったら参加しようと思う。オオオナモミの除草は、10月17日(日)午前9時半から開始の予定(雨天の場合は10月24日に延期される)とのことだ。

この近傍で確認できた蝶はヒメアカタテハ、コミスジ、ウラギンシジミなどだった。

101011_1910 ヒメアカタテハ

101011_1917 コミスジ

1010111930 ウラギンシジミ

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葛西用水沿いを「平和橋」から「しらこばと橋」へ

2009年11月23日 | キタミソウ

越谷市役所、中央市民会館の裏を流れる葛西用水は「平和橋」から「しらこばと橋」の間は元荒川と平行してすぐ脇を流下している。

日曜日午後、しばらくぶりに、この区間を歩いて見ることにした。この区間は遊歩道が整備されており、散歩をする人が多い。

2204 遊歩道の案内板

2205 平和橋から見る中央市民会館、葛西用水

中央市民会館付近から下流にキタミソウの自生地がある。歩いて見たが花はあまり咲いていなかった。良く撮れていない写真を後で拡大してみたら、一部にキタミソウの花が写っていた。

0911212210 中央市民会館裏からキタミソウ自生地を臨む

091121213611

091121213662 キタミソウ(旨く撮影できていません)

帰りに対岸を通った際には、キタミソウを探しているらしい人が見えた。

213760

この付近では、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハクセキレイ、イソシギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、スズメ、ヒヨドリ、モズなどが観察できた。

09112105594 コガモ

09112105685

09112105812  ヒドリガモ

091121213619 ヒドリガモ

09112105823 ヒドリガモ、コガモ

09112105611 イソシギ(遠すぎて旨く写っていません)

09112105679 ダイサギ

09112105672 アオサギ

091121213625 スズメ

しらこばと橋の下流に瓦曽根堰があり、ここの上流で取水された水は八条用水となり、柿木田んぼの方へ流れて行く。

0911212248 しらこばと橋

(橋はしらこばと2羽が翼を広げている形を模している斜張橋)

213700 瓦曽根堰と八条用水の位置

葛西用水の瓦曽根堰の下流の区間は、一見自然度が高く見えた。訪れた際には、カワセミやコサギもいた。実はここには来たことが無く、しらこばと橋を渡って引き返すパターンがほとんどだった。

2238 瓦曽根堰下流

09112105704 カワセミ

09112105707

09112105752

09112105774 コサギ

この脇の元荒川の土手ではヒドリガモ34羽が採餌していた。

0911121213722 ヒドリガモ採餌

09112105793

帰りに平和橋の上流を少し歩いたが、ここにはコガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイがいた。

また、写真の鳥?が飛翔していた。良く出来ている凧である。

091121213778

2213775 鳥形の凧揚げ中

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久しぶりに古利根川沿いを歩く

2009年11月10日 | キタミソウ

古利根川の水位も下がって中洲が出ているので日曜日(11月8日)の午後、久しぶりに川沿いを歩いて見た。
確かこの川沿いにもキタミソウが分布していると記憶している。先日10月18日観察に訪れた末田須賀堰(元荒川)や、越谷市役所の裏の葛西用水にも群生している。これらは、河川の水位が低下している秋と春に見られる。
往きは古利根橋から下流に鳥を見ながら歩き、帰りは川の脇を、キタミソウと鳥を見ながら戻った。

091108082513 下流から古利根橋を見る

出だしにユリカモメ2羽、カイツブリ1羽、カルガモ数羽が泳いでいるのが見えた。

09110882441 ユリカモメ

09110804584 カイツブリ

091108082449 カルガモ

川沿いではハクセイレイ、セグロセキレイ、カワラヒワなどが観察できた。

091108082508 セグロセキレイ

09110804206 カワラヒワ

09110804602 モズ

しばらく行くとタヒバリと思われる個体が2、3羽見られた。警戒心が強いのかスコープを向けると逃げてしまう。

09110804253 タヒバリ

09110804305

09110804345

痩せたカワセミが1羽、川の中の杭にとまっているのを見た。何回か川に飛び込み異なる杭に止まっていたがそのうち、飛び去った。

09110804236 カワセミ

09110904195

サギはダイサギとアオサギを見ることができた。アオサギは複数観察できた。このほか中州にイソシギ、コチドリ?が見られた。

09110804167 ダイサギ

09110804176 アオサギ

09110804366 イソシギ

09110804504 コチドリ???

キタミソウは川のすぐ脇に小さな群落が見られた。良く水に長いこと使っても芽吹き花を付けるものだと思う。しかし、近くに捨てられているゴミが気になる。鳥を観察していても、彼らがゴミの上にとまっているのを見ると申し訳なく思う。

0911081359 キタミソウ

091108082486

ここから先はクマゲラの戯言なので読み飛ばして下さい。
最近、川の水位を常時上げて景観や水質を改善するということを提唱している人もおられるが、動植物にとっては危険な考え方ではないだろうか。河川の水位を常時上げて、表面的に美しく見せても、排出源の排出量が減少しない限り、河川中に排出されている汚染物質の総量は変わらないし、川底に捨てられているゴミは見えないだけで無くならない、投棄されるゴミはかえって増加するかもしれない。また、キタミソウやアサザの生育を阻害し、鳥の採餌場所を減らす可能性が高いのではないか。

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