クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

クヌギカメムシの孵化と団子のようなエナガ

2022年02月10日 | 県民健康福祉村
少し前1月31日に県民健康福祉村に行った際のことを書く。
クヌギカメムシがクヌギの樹に産んだ卵塊状況の確認を目的に訪れ、ついでに鳥も観察した。

クヌギの樹にクヌギカメムシが昨年の11月から12月に産卵していたのを確認していた。
文献などによると、厳冬期の2月頃に孵化するとの記載があったので、実際に孵化するのか確認に来た。

クヌギに産み付けられた多くの卵塊を一つ一つチェックしていくと、一部の卵塊で孵化が見られた。
10倍ルーペではなかなか判別できないような状況だった。デジカメの機能を使用して拡大してやっとわかった。
卵塊と孵化したクヌギカメムシ
卵塊と孵化したクヌギカメムシ
孵化したクヌギカメムシ
孵化したクヌギカメムシ

このクヌギの木の近くのセンダンの木を見ると、ヒヨドリがセンダンの実を採餌しているのが見られた。
センダンの実を採餌するヒヨドリ

また、その近くの地上でムクドリが何かを採餌していたので、ファインダーで拡大して見ると、
蛹を採餌しているのが分かった。
蛹を食べるムクドリ
この他林の中で、シジュウカラ、ジョウビタキ、エナガなどが見られた。
シジュウカラ
ジョウビタキ
複数いるエナガの中の1羽は、尾羽がなく、団子のように見えた。
何かに襲われて尾羽を抜かれたのだろうか?それとも仲間にいじめにあったのだろうか?
普通のエナガ
尾羽の無い団子のようなエナガ



池とその岸辺では、ヒドリガモ、マガモ、オオバン、コサギ、カワウ、ダイサギなどが見られた。
なお、池の一角には、カワセミ撮りのカメラマン達が陣取っているので、そこは避けて通った。
ヒドリガモの群れ
オオバン
コサギ
ダイサギ

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