トンビを救う

海岸淵の切り立った道路には落石防護ネットが張られている。
車で走っていると何かがネットの中で動いている。
よく見るとトンビ、あの大きな鳥です。なにかのひょうしにネットの中に
落ち込んだようです。羽根を動かし、もがいてますが相当弱ってます。
僕はネットの下のほうにわずかなすきまを見つけ取り出そうとしましたが
トンビも必死でかきついてます。どうにか救出に成功、でも口をあけたまま
ぐったり、とりあえず家まで連れて帰って水を与えることに、
おおきなコンテナかごを鳥小屋にして強制的に開いた口に水をたらしこみました。
それでも大きな息をしながらグッタリ、僕はもう助からないと思った。
とりあえず、涼しいところで静かにしておこうとそのままに・・・・
１０分後、母が「トンビが逃げた」・・・・・
あのグッタリトンビが復活、息を吹き返し、コンテナを倒して飛び立って
いったのです。グッタリ仮死状態はなんだったのでしょう。
まあ、元気に飛び立てたのはよかったことです。