よくも吊るし柿を盗ったな！

きのうの夕方、家の裏の木々が揺れたり
ガサガサしてるので、凝視してると
なんやら黒っぽい影が木の上で・・・

距離にして２０Ｍぐらい、僕は石ころを拾って
そいつめがけてぶつけてみた。石は僕の肩の力
ではまともに飛ばないけどそこらの林の中へ
落ちた。　　「キーッ～」と叫び声！
日本猿だった。かなり大きい、一匹だ。

猿は慌てふためいて、いったん、地面へ下りて来た。
そのときの姿がこれだ。実際は柿など抱いては
いなかったと思うけど！

後は声と石つぶてで追いやった。
オス、はぐれた若猿のようだ。権力争いで敗れた
やつに違いない。
そうこうしてるうちに、吊るし柿を干している納屋の
ベランダでその柿が食い荒らされているのを見つけた。

４～５個、散らばっている。
朝、確認したときより減っているぞ。

そうか、あいつがパクりに来たんだ。木の上で休みながら
食べていたのか、くそー。

家族で皮をむいて、ひもをつけて、危ない脚立を使って
干した柿を、ようやく食べごろになったころに
盗られてたまるか。
夜のうちにそこの柿は撤去し、今朝、家の前の倉庫の軒下に
吊り直したのである。