門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

オオカマキリの交尾、ハリガネムシ再び〜2017.10.10〜

2017年10月29日 | 生物

 本日はオオカマキリの交尾に挑戦です。事前に餌は2匹ずつしか入れられなかったので少々不安なのですが、オス(愛称アンコ)の体格はいいので逃げ切れるか?と期待しつつ、いざ勝負。

14:55 メス(愛称目黒)のカゴの中にアンコを入れる。

15:00 交尾始まる。早っ。

19:45 交尾終わる。1回ジジッという音が聞こえたが、アンコは無事。アンコを元のカゴに移すが目黒の様子が変。

    頭を垂れて動かない。交尾中の体勢から動いていないんですけど!?生きてはいるけど。。。

    アンコに噛まれた?具合悪い?餌はここ2・3日食べが悪かったけど、、、理由わからず。。。

11日6:50 目黒の腹部からハリガネムシ※が出ているのを息子その1が発見。

 以前調べた時にはハリガネムシはいないと思ったんですが、まだ体内のハリガネムシが小さかったのか、その後の餌に中間宿主がいたのか、残念な結果になりました。特に息子その2は目黒を可愛がっていたのでショックだったようです。そしてオオカマキリの前幼虫※を見たい息子その1はもう一回メスを探すと息巻いております。・・・季節的に今から探すのは難しい気がしますがね。カマキリが棲家を追われる稲刈りの時がチャンスかな。

  写真は変わり果てた姿の目黒(オオカマキリメス)。写真ではわかりにくいですが腹部の右脇からハリガネムシが出てます。ハリガネムシが他で見るより茶色いのはまだ成長途中だからでしょうか?

 ボウフラやヤゴなどを中間宿主、カマキリなどを最終宿主とする寄生虫。自らの繁殖のために宿主を水辺に向かわせる習性があるため、心を操る(洗脳する)寄生虫としてネット上でも一時期話題になった。

 卵鞘から出てきてから一令幼虫になる前のカマキリをこう呼ぶ。卵鞘から出ると脱皮が始まりすぐに一令幼虫になるので観察できる時間は短い。

 

 

 



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