門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

鬼胡桃の食べ方

2017年11月27日 | グルメ

 拾った鬼胡桃を(めんどくさくて)そのままにしておいたら子どもたちがいつの間にか割ってくれていました。ありがと〜!でも、ここから中身をほじくり出して、なおかつ子ども受けするものをなんか作らなきゃいけないんだな。・・・どなたかお知恵をお貸しください。

↑かなり力まかせな割り方です。煎ったりかなづちで角をたたいたりすると綺麗に割れるそうですが。。。


チバニアンと地磁気逆転〜2017.11.27岡田誠教授特別講演〜

2017年11月26日 | 古生物学・地学

 今月中旬に国内メディアが報道していた「チバニアン」命名見通し※に関連して、研究グループの代表を務めておられる岡田誠・茨城大理学部教授の特別講演「チバニアンと地磁気逆転」が明日2017年11月27日、千葉市中央区の京葉銀行文化プラザで行われるそうです。(量子科学技術研究開発機構の放射線医学総合研究所(放医研)の創立60周年を記念した講演会ですので単独講演会ではありません。)事前申し込み不要で入場無料、13:00〜16:30だそうですので、興味がおありのかたはどうぞ!

 

 

問い合わせ先 放医研TEL 043ー206−3193

情報ソース:産経新聞デジタル版(11月24日10:57配信)


 千葉県市原市の地層が年代を特定する基準地として国際学会の一次審査を通過し、この約77万年前〜12万6000年前の年代が「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しとなったこと。



 


ウィッシュボーン〜またの名を暢思骨、Thanks Giving Dayに〜

2017年11月25日 | 生物

 鳥の鎖骨は左右の骨が癒合して1個のV字型の骨になります。叉骨(さこつ)または暢思骨(ちょうしこつ)と呼ばれるものですが、これの両端を2人が小指でひっぱりあい、V字の頂点の部分をとった方の人の願いが叶うという言い伝えがある、ということを大昔に読んだことがあり(欧米起源とは思うけど、どこの国のいつの風習か全く不明。なんかの英文和訳の題材でした。)、子どもたちにぽろっと話したところ、それ以来鳥の丸焼きの日の恒例行事になりました。一番最近だと11月23日、Thanks Giving Dayの七面鳥です。息子その1が解剖よろしく骨を分解していき、ほじくり出した叉骨をじゃんけんで勝った2人が引っ張り合いました。勝者、息子その1。感想は?

「この骨、体の正中になかったけど、本当にwishbone???」

・・・そんなん知るかいな。

 


第三の目があるトカゲ〜ニホンカナヘビ〜

2017年11月24日 | 生物

 くらげびとは知りませんでした。ニホンカナヘビには第三の目があるということを。実は昨日の写真をUPするにあたり、カナヘビと思っていたけど実は〇〇トカゲでした!ってことになるのが嫌なのでちょっとだけ調べていたら、ニホンカナヘビにはムカシトカゲと同じように光を受容する「目」が頭のてっぺんにあるという記述がちらほらと。。。いわゆる頭頂眼のことです。はるか昔に「ある種のトカゲには一対の通常の眼のほかに光を感じる眼というべき場所がある※」とは読んだ気がしましたが、それがニホンカナヘビにも当てはまるなんて、思いもよりませんでした。だって、カナヘビって確かに頭頂部にくぼみはあるけど、そこに目があるなんてパッと見分からないじゃないですか〜。ちなみにトカゲの仲間の場合、第三の目と対になるはずだったもう一つの目は「松果体」として機能しているそうです。人間にもありますよね、松果体。場所は頭頂部じゃなくて頭蓋骨の中、奥深くですけど。国内で見られる他のトカゲはどうなんだろうと思ったんですがそこまでは記載されておらず、、、気になります。図書館に行って関連本探してみよ。

 

 イタリアのフェラーラ大学で第3の目の実験に使われたのはシクラカベ・カナヘビ。第3の目は体内時計と太陽の位置を利用して羅針盤のような役割を果たしているそうな。

追記:そしてニホンカナヘビがニホントカゲと同じように尻尾を切り離すことができるのも初めて知りました。写真の個体、尻尾が明らかにもう1回生えてきました!的な外皮の様子だったんです。子どもの頃「尻尾が切れるのがトカゲ、切れないのがカナヘビ」と、近所のお兄ちゃんに教えてもらっていたのを信じ込んだまま今まできてしまっていました。カナヘビって身近な生き物なのに、知らないことだらけです。


さすがに枯渇してきた

2017年11月23日 | 生物

 カマキリを飼う=生き餌が必要なのですが。これほど冷え込むとさすがにあれだけたくさんいた昆虫類も何処へ?という雰囲気になってきました(甲虫類はまだ見ますがカマキリが見向きもしないので対象外)。子供達も餌探しに苦労し、、、とうとう禁断の毛虫に手を出し始めました。「カエルと芋虫毛虫はや〜め〜て〜って言ってるでしょ〜!(食べているところが写真に撮れないくらいスプラッタ&後始末が大変なので)」の抗議も虚しく、息子たちの「なんかあげないとカマキリ死んじゃうじゃん!」の声に押し切られております。いや、餌やってたって死ぬときは死ぬよ?本気でカマキリ成体の年越しねらう気か、息子たちよ。。。

↑我が家にすみついているニホンカナヘビ。冬眠間近なのか動きが鈍っていました。

子どもたちもさすがにこれはカマキリの餌にする、とは言わなかったです。