昨日とは打って変わって晴天の中、向かうは鳴沢氷穴です。
この洞穴は貞観6年(西暦864年)に富士山の側火山である長尾山が噴火したとき、その溶岩流に閉じ込められたガスが繋がってできた洞穴(=ショーレンドーム型溶岩洞穴)で、溶岩流の固まる速度の違いによってできた(フィーディングパイプ型溶岩洞穴)富岳風穴とは形状が異なります。鳴沢風穴と富岳風穴、両方セットで見学すると違いがよくわかって面白いのですが、またまた時間短縮のために見学はここ1箇所のみです。
大人はヘルメット着用必須で順次トンネル内に入ります。途中に溶岩流に巻き込まれた樹木によって形成された高さ90㎝ほどの溶岩トンネルがあり、気をつけていてもゴツゴツ頭部をぶつけそうです。万年氷や氷の貯蔵庫(復元)、地獄穴などを見つつ、総長153mの地底散策でした。人が多かったせいか中は思ったより寒くなかったです。
参考:富士山の洞窟 天然記念物 富岳風穴・鳴沢氷穴(富士山・河口湖 洞窟 観光スポット)