「世界最古のエゾイガイ」「当時の生息状況を伝える密集かつ合弁状態で見つかったのは世界初」というなんだか凄い発表が岐阜県瑞浪市の瑞浪市化石博物館からありました(2018年3月7日付中日新聞他)。東北以北に現生種も存在するエゾイガイの1700万年前の化石だそうです。
実は2018年の古生物学会@愛媛であまりに人が多く近寄ることすらできなかったポスター発表の一つがこれでした。ポスターお題の「瑞浪北中学校敷地造成工事現場(瑞浪市土岐町)の瑞浪層明世層から Crenomytilus grayanus (Dunker, 1853)(二枚貝綱;イガイ科)の卓越する貝類化石群集の発見」ってなんだろう?とモヤモヤしていたのがようやくすっきりしました。
このエゾイガイの化石、2018年3月10日〜5月13日の期間中、瑞浪市化石博物館で展示されるそうです。実物をご覧になりたい方は、ぜひ瑞浪へ。
参考:朝日新聞デジタル2018年3月7日記事「岐阜)瑞浪で1700万年前のエゾイガイ化石」
瑞浪市公式サイト→瑞浪市化石博物館
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