岐阜県下最大の面積を有するビオトープ※1笠松(かさまつ)トンボ天国では約25種のトンボが見られることでも知られ※2、その生育環境ごと保全が図られています。
今回は外来種駆除とヤゴの生息調査を目的とした水抜きがあり、テレビ東京さん「池の水ぜんぶ抜く大作戦」の撮影(見学可)も入るとお聞きしたので、それなら見学しても水抜きの邪魔にはなるまいと、息子3人とともに行ってまいりました。
・・・トンボより人のほうが多いんじゃないでしょうか。しかも見学というより、みなさま池に入っておられますし(胴長を着ていれば池に入って作業に参加できるのです)。服や靴にくっついて運ばれる国内外来種の持ち込みなどを地味〜に心配していたくらげびと、なんだか拍子抜けです。泥が巻き上げられて魚が窒息!とか、足や機材で生物踏み潰し!などのほうが心配になるほどの人出でございました。
←次々と陸揚げされる鯉。大きいです。
←池にこそ入らないものの、水際でせっせと所定の場所に生物を運ぶ息子たち。
←ここにはヤゴが集められています。
ギンヤンマのヤゴはさすがに大きいので遠目にもわかりましたが、他のヤゴは泥に同化して全く形がわかりません。蠢いているのは見えるんですが、これがヤゴか?と問われると。。。他にもブルーギル・雷魚・ミシシッピアカミミガメ・ザリガニetc.いろいろ揚がったようです。調査・駆除のための本格的な仕分けも始まりそうでしたが、時間切れのためくらげびと一家はここで引き上げです。次回の水抜きの際も見学したいものですが、例えばTV局の撮影が入らないときでも事前に情報が手に入るのかどうか不明です。
ちなみにこの水抜きの様子は中部地方だと2018年3月11日19:54からのテレビ愛知「日曜ビッグバラエティ」の中で紹介されるそうです(情報ソース:2018.2.22付中日新聞)。中部地方以外の皆さま、放送日が近づきましたらぜひテレビ東京系の番組欄をチェックしてみてくださいませ。
2018.02.24追記:笠松トンボ天国関係の方から教えていただきました放映予定は3月11日午後7時から午後8時の間、テレビ愛知・岐阜チャンネル、です!ありがとうございます。
※1 英語表記はbiotope。生物空間や生物生息空間などと訳される。「生態系」とよく似た概念だが、通常「生態系」より示す範囲は小さく、ある程度周囲から区別されるまとまった生物群集の生息する環境を指す。cf.トンボのビオトープ、ホタルのビオトープ
※2 2018.2.22付中日新聞の記載に基づく。笠松トンボ天国のHPでは約30種と記載されている。
参考:笠松トンボ天国(トンボ池を守る会公式サイト)(2019.9.10現在サイトが確認できないためリンクを外しました。)
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