我が家の基本は「生きているものは観察が終わればその日のうちに元の場所に放すこと」でして、いただき物のカブトムシを例外として生物(ナマモノ)を飼うことはなかったのですが、今年になってとうとうその大原則が覆されてしまいました。理由は単純、餌に何をやればいいのか子ども達が理解し(てしまっ)たから。それまでは虫好きな息子その2が図鑑で虫の育て方を調べては「無理だ〜」と諦めていたのです。
ある日のこと、採集した虫の種類よりカゴの方が少なく、仕方がないので草食(何種類かの蝶、バッタ)と昆虫食(トンボ、カマキリ)に分けて入れた子ども達。そうしたら家に帰りつくまでのわずかな間にトンボは食べられていました。
「「「捕まえた虫を食べさせればいいんだ!」」」
この日を境にカマキリは増える、その分捕まえる虫も増える、まことに忙しい毎日を送っております。最盛期には1日20匹以上餌が必要だったため、帰宅後の空いた時間はほぼ虫取りに費やされていました。餌は自分たちで調達しろと言ってあるので勝手に採りにいかせたいところですが、夢中になるあまり人様の畑やお庭に立ち入ると困るのである程度は見張らなければなりません・・・正直かなり面倒くさいです。
「「「カマキリってかっこいい!!」」」
うん、くらげびともそう思います。けれど。虫のバラバラ死体が玄関に散乱するのは許せません、女性陣に怒られます。なのでカマキリを飼うための追加条件。「息子その2が中心になって、飼育場所付近に散らばった虫の残骸は集めて土に返すこと」。言わなきゃやらないものの、今のところ条件は守られています。
↑飼い始めて間もない頃(2017.08.12)の捕食の様子。トンボVSカマキリは子ども達にとって一大イベントらしく、写真に撮ってと何回も言われました。
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