門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

岐阜県博物館の恐竜が出張中@モレラ岐阜〜2018.08.10−8.19〜

2018年08月13日 | 博物館

 で、博くんのチラシをどこでもらったかというと、、、モレラ岐阜という岐阜県内のショッピングモールの2Fです。展示入り口の目立つ場所でウェルカムしているのはいつも岐阜県博物館のエントランスでも出迎えてくれるテチスハドロスの全身骨格模型です。博物館で見た時にはそこまで大きく見えなかったけれど、至近距離だとかなり迫力があります。観覧無料。しかもなぜか貸切状態。これは見ていくしかないでしょう。

 タルボサウルスの頭骨模型もあります。触ってもOKな実物や模型もかなりあり、恐竜・古生物画家小田隆氏のドローイングも多く展示されていて、コンパクトなスペースにこれでもか!というほど岐阜県博物館の恐竜コレクションのエッセンスが詰まっています。(ティラノサウルスの足部骨格模型なんて”個人蔵”。いったいどんな方がこれを所有されているのか。。。)

  夏休み仕様(触れるものが多い)+常設解説員さんがいない≒模型が多いので実物好きさんにはやや物足りないかもしれませんが、こんなに充実した内容なのに、モレラ岐阜さんが夏休み企画「わくわく恐竜王国」で前面に打ち出しているのは「福井県立恐竜博物館」の恐竜で、こちらはサテライト扱い。岐阜県のショッピングモールなのに、それでいいのか!?

            

 


探検 博くん〜岐阜県博物館キャラ代表〜

2018年08月11日 | 博物館

 瑞浪市化石博物館イメージキャラクター「瑞浪Mio」ちゃんがいるのは知っていましたが(ブログ内関連記事あり)、岐阜県博物館に「探検博」くんがいるのは知りませんでした。研究者になりたい小学5年生、一緒に探検してくれる彼女募集中だそうです。ミュージアムキャラクターアワードに立候補とのことで、こんなチラシをもらいました。ライバルたちはツイッターその他でも拡散中で博くん苦戦中(笑)。博くん頑張れー。

 

 

 

 

参考:ミュージアム キャラクター アワード 2018

 


鯛の鯛シリーズ4〜サンマ 2018.08.07食〜

2018年08月08日 | 生物

 だいぶ間が空いてしまいました、鯛の鯛シリーズです。こんな言い方が正しいのかどうかわかりませんが、鯛やシシャモの骨だと分離できる部分がサンマでは癒合しているようで、魚に見立てた場合背中から尻尾に当たる部分がデブっとしています。見ようによっては金魚の尾ビレに見えなくもないです。なんか意外。サンマってもっとシュッとした「鯛の鯛」が出てくるかと思っていました。

 

参考:鯛の鯛シリーズ1〜ガヤメバル〜

   鯛の鯛シリーズ2〜樺太シシャモ〜

   鯛の鯛シリーズ3〜ニギス〜

 


めでたく着手、標本づくり〜2018.08.04クマゼミ〜

2018年08月04日 | 生物

 一時は(命の教育などの観点から)取り組みも危ぶまれた標本づくり、なんとか先生の許可も出たので、息子その2と昆虫採集や標本作成の際の約束事を決めて、いざ標本づくりに着手。って、なんでこの姿?怖いんですけど。

「ラジオ体操の帰りに死骸を拾ったけど、家に着く前に袋の中で頭がはずれちゃった。」

・・・そうですか。そして色々突っ込みどころ満載の展足状況なんですが、そこは手出ししちゃダメよね、、、。見守るって難しいわ。

 (どうせはずれてるならと中を覗いたけど構造よくわからず。はずれた場所が胸部と腹部の境目あたりなら発音筋とか共鳴室も観察できそうなんですが、、、。また死骸待ちですね、、、。綺麗な死骸っていうのが難しいんですけど。)

 

 

 

参考:ブログ内関連記事昆虫標本の作り方〜2017.08.20名和昆虫博物館〜


許可が下りない!?〜自由研究2018息子その2の場合〜

2018年08月03日 | 生物

 古生物学者になりたい息子その1の自由研究のテーマが化石ならば、昆虫博士になりたい息子その2のテーマは当然昆虫なのですが、実は学校から許可が下りないかも、、、な事態でした。なぜなら息子その2の事前提出票にはでかでかと「ひょうほんづくり」と書いてあったから。

「もう提出いただいているんですが、変えられる予定は、、、」←(と、新しい事前提出票を出されようとしたので)

「子どもが自発的に選んだテーマですので親としてはやらせたいと思っております。」←(目の前に出される前に言い切ってしまった^^;)

「そうですか、、、、、、、、、、、、、。」

・・・・・わかります、先生の危惧されることも痛いほどわかります。親としてもこのまま提出するの迷いましたもん。結果、返ってきた事前提出票のアドバイスは「虫のいのちをいただくのですから、ていねいにつくりましょうね。」はい、肝に銘じます。ということで、まずは観察日記からつけております。

 参考:ブログ内関連記事「殺虫の是非〜飼育・標本作成について昆虫の専門家に聞く〜」