暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

モノ造り

2020年09月25日 | 古民家
 DIYでテーブルを作ろう・・・可愛らしい棚を作ろう・・・
壁にペンキを塗ろう・・・珪藻土で壁を仕上げよう・・・
その辺りまでは良いとしても・・・あくまでもDIY・・・
個人の力量と経験値がモノを言って・・・
仕上がりはそこそこ・・・自分の住まいで使うには十分すぎるとしても・・・
職人さんが手掛けるように、上手には行きません・・・。

電動工具の扱いはとてもキケンで・・・指を切断してしまう事もあります・・・。
鑿や鉋に金づち鋸・・・手仕事で使う道具もバカにすると・・・
大きな傷跡が残るほどのケガをする場面もあり・・・特にお手入れされていない道具ほど、危ないモノはありません・・・。
セルフビルドで住まい造りをする方も増えて・・・手軽に手に入る専門工具も使い方によって、効率よく綺麗に仕上げるには大切な相棒になりますが・・・
多少の経験者だったり・・・手ほどきをしっかり受けるなどのサポートが無ければ・・・
自分だけで自宅の工事を手掛けるのは・・・あまり感心できません・・・。

小さな小屋・・・自宅さえも自分で建ててしまうほど器用でモノ造りに長けた方々・・・
何もない時代に、道具造りから始める生活背景ががあって・・・
生きる力が、小さな頃からの暮らしで育てられていた下地があってこそ・・・
何やら気ぜわしいこの頃に・・・体が自然と求めるモノは・・・
安堵や・・・安らぎ・・心地よい暮らしのようで・・・
モノ造りが求められるのも・・・歪んだ暮らしが続いて来たからなのかも知れませんね。
コメント
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