右を先に、目を閉じて・・・ささやかな音を嗅ぎ分ける・・・。
お茶を注ぐ音にさえ・・・違いを見つける容易さは・・・
雑音を音符に書き出して・・・心地よさと苛立ちに寄せてゆけば・・・
作り物に、人工物を組合わせ・・・
遮る不自然が・・・自然の音を蹴散らし・・・
ささやかな揺らぎは、不埒な波に変わってしまう・・・。
淡い絵柄を楽しむ昼時に・・・さりげなく見せる小さな器と・・・
程よい暮らしが、余計な言い訳を押しのけて・・・
飾らない棚に並ぶ色合いは、花を映し・・・
目を合わせ・・・放たれた自然に耳を傾けて聴き惚れて・・・
豊かな暮らしが守られている・・・。
器の中に世界を求める祝いの席と・・・
部屋の中に、理屈取り去る・・・もてなしの席と・・・
派手な化粧も好みの中に落ちて行き・・・
質素と粗末の重さが測れない・・・器の色目ばかりを気にして答えると・・・
好き嫌いでふられた彼女の美しささえも・・・
器の中で・・・2つのサイコロは、振られて答えはお預けに・・・
自然を造る技術の出会いはにべも無し。
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