無いものねだりのわがままで・・・多くを困らせる些細な意地悪は・・・
人それぞれの、見えない境界線が目線に伸びていて・・・
誰が基準を決めるでも無く・・・いつから決められていたのか解らないほどあっという間で・・・
押し返せるほどの子供の勢いは我慢出来ても・・・無理くり押してくる大人のおねだりは・・・
相手によって基準が変わってしまうから・・・それこそ始末に負えないおねだりは、困りものだと思ってしまう・・・。
要領の良さは・・・職人の世界にも浮かんでいて、器用とは別物の生き物がいるかのようで・・・
まじめなだけでは渡れない・・・渡世と言う悪魔が巷では行ったり来た足りして・・・。
10年は当たり前の修行の世界・・・一人前になる答えは無いと言われれば・・・
器用貧乏過ぎてもいけなくて・・・遊びに長けていてもよろしくは無いのかも・・・。
物造りが原点の伝統技術は・・・手前勝手なわがままの強さもあれば、こだわりの中で盛り上がる技もあるはずで・・・
頑固さや厳しさは・・・同じ時間を乗り繋ぐ長さと、険しい時間を体に沁み込ませる意地悪な時間かも知れない・・・。
伝統を重いと思うか・・・誇らしいと受け止めて、繋げる技を受け取るのか・・・
そこには少々のわがままと・・・大きなこだわりがあったから、歴史に乗る文化が残されて来たような気がします。