星と星のあいだにあるのは
まっすぐなくらやみではな
くて
ただ見えないだけでたくさ
んの星
まっくらやみのように見える
夜空は
無数の星で満ちている
からかわれているようなたよ
りない私たちの
人生は
風に吹かれる木の葉のようで
それは あの夜空からとても
遠い
けれどそれは確かにあの夜空
の中にあって
どこかからきっと
あの夜空などと呼ばれている
まっすぐなくらやみではな
くて
ただ見えないだけでたくさ
んの星
まっくらやみのように見える
夜空は
無数の星で満ちている
からかわれているようなたよ
りない私たちの
人生は
風に吹かれる木の葉のようで
それは あの夜空からとても
遠い
けれどそれは確かにあの夜空
の中にあって
どこかからきっと
あの夜空などと呼ばれている
海は、もうひとつの畑なんだ。
味噌も醤油も蕎麦も原
料のほとんどは外国産だ
とか。まさかと思うが、国
産で間にあっている農産物
は米とワサビぐらいじゃな
いかという話も聞く。
海の畑は大丈夫なんだろうか。
味噌も醤油も蕎麦も原
料のほとんどは外国産だ
とか。まさかと思うが、国
産で間にあっている農産物
は米とワサビぐらいじゃな
いかという話も聞く。
海の畑は大丈夫なんだろうか。
この人とよくぞ出会えた、と
思うことが、まれにある。
そう思うからには、その人物
は自分にとって少なからず重
要なに人間(例えば、恋人とか、
恩人とか、特別な友人)なのだ
が、
それにもかかわらず、出会いと
は言えば、何とも頼りない数々
の偶然の上に起こっていること
に、いまさらながら気づく。
あの時、別の道を通っていたら。
家を出るのが五分おそかったら。
バスが一分早く来ていたら。
思えば人間の出会いとは、ぜんぶ
がぜんぶ、そんなことの積み重ね
でできている。そう考えると、な
にか心細くもあり、どこか空おそ
ろしくもあり、よく、考えると、
胸をしめつけられるように切なく
なったりもするのだ。
でも、人と人はそうやって出会う。
六十数億もの人間の中から、数え
きれないほどの奇蹟のような偶然
を乗り越えて、その人に出会って
しまうのだ。出会ってしまうだけ
ではない。その人は自分の人生の
中できわめて大切な役割を果たし
てくれるのである。
でも僕は、そうやって出会った
ふたりを「出会う運命にあった」
などと美化するつもりはない。
出会うことはまったく偶然である。
問題は出会ったあとの関係のつく
りかただ。
新しい人と出会い、その都度、
その人との人間関係を、きちん
とていねいに育てる人を見て
いると、心から尊敬してしまう。
思うことが、まれにある。
そう思うからには、その人物
は自分にとって少なからず重
要なに人間(例えば、恋人とか、
恩人とか、特別な友人)なのだ
が、
それにもかかわらず、出会いと
は言えば、何とも頼りない数々
の偶然の上に起こっていること
に、いまさらながら気づく。
あの時、別の道を通っていたら。
家を出るのが五分おそかったら。
バスが一分早く来ていたら。
思えば人間の出会いとは、ぜんぶ
がぜんぶ、そんなことの積み重ね
でできている。そう考えると、な
にか心細くもあり、どこか空おそ
ろしくもあり、よく、考えると、
胸をしめつけられるように切なく
なったりもするのだ。
でも、人と人はそうやって出会う。
六十数億もの人間の中から、数え
きれないほどの奇蹟のような偶然
を乗り越えて、その人に出会って
しまうのだ。出会ってしまうだけ
ではない。その人は自分の人生の
中できわめて大切な役割を果たし
てくれるのである。
でも僕は、そうやって出会った
ふたりを「出会う運命にあった」
などと美化するつもりはない。
出会うことはまったく偶然である。
問題は出会ったあとの関係のつく
りかただ。
新しい人と出会い、その都度、
その人との人間関係を、きちん
とていねいに育てる人を見て
いると、心から尊敬してしまう。