ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『心の”歩幅”を大きくする秘訣』

2021年08月25日 09時23分49秒 | owarai

運命は心の中にある、 
それは「意識が行動を作り、行 
動が習慣を作り、習慣が体質を 
作り、体質が運命を作る」から 
だと考えています。 

ですから、自分の運命を変えよ 
思ったら、己の心=意識を変え 
るにはどうしたらいいのでしょ 
うか。 

私たちが、「この頃あの人(の 
意識が)変わったわね」という 
とき、その人の心は見えないの 
で、普段の言葉遣いなり、行動 
の変化を見て判断しているはず 
です。 

ところで、たとえば「急ぐ」と 
いう行動を考えてみると、人間 
は言葉で考える動物ですから、 
心の中で「急がなければ」とい 
う気持ちが、無言であれ発せら 
れた結果として、 

「歩幅が大きくなり」急ぐ行動 
を起こすわけです。 

ですから、行動を変えるには、 
言葉を変えればいいわけです。 

意識を変えるには、まず毎日 
使う言葉を意識して変えるこ 
とです。 

意識している間は本物では 
ありませんが、そのうちに 
無意識で行えるようになって 
きます。そうなれば本物です。 


「愛を育てる手紙」

2021年08月25日 09時22分01秒 | owarai

学生時代はまっすぐに「好き 
です」と書けたものが、社会人 
になってからは婉曲表現を駆使 
した手紙ばかりになった。 

いくつになっても傷つきたくな 
い心理は働くものだ。裏を返せば 
人生経験を積むほど恋に慎重に 
なったのかもしれない。 

どんな短い文章も心から溢れる 
ものがあれば、それは言葉つき 
までかえてしまう。 

恋をすれば表情がかわるように、 
言葉も、語尾も、句読点の打ち 
方までもかわってくるはずだ。 

仕事でイギリス滞在中、学生の 
イギリス人の女の子がせっせと 
と好きな男の子に手紙を書く姿 
を見て、「そんな手間をかけるな 
ら電話すればいいのに」とから 
かったことがあった。 

彼女は私の言葉を正すように言 
った。 

「話す時ってそれほど言葉を選ば 
ないでしょう。でも。書くときは 
誰だって言葉に慎重になるから、 
相手に真剣な思いをきちんと伝え 
ることができるのよ。 

今、私は彼に対して“Like”だけど 
“Love”ではない。デートしたい 
けどスティディな関係になるか 
は決めていないのよ」 

話せば数秒、書けば一時間かかる。 
けれど相手を思って書くこと。それ 
が今はいいのだと言った。 

彼女は便箋に少しだけ自分の使って 
いる香水をつけた。これは彼女が 
母親から教わったイギリス女性の 
習慣らしい。イギリスでは好きな 
相手に言葉と共に自分の香りを送る。 
手紙を開いた瞬間、相手の心も 
また開くようにするためだ。


会いたくて会うために会うそれだけでいいのにいつもためらっている

2021年08月25日 09時19分16秒 | owarai

雨が好きで、嫌いだ。 
想い出が好きで、嫌いな 
ように。 

その男性(ひと)が、 
大事で大事で大事で、 
抱きしめることも、好きと 
言うこともできず、じれったさが募り、 
ぶん殴りたい気持ちにもなるけれど、 
それももちろん抑え、 
ただただ渾身のおやすみ、を 
言うのだが、 
それは、もう、どうしたって 
どこにでもある、 

「おやすみ」に聞こえて 
しまうのだった。 

YouTube 
メロディーズ・オブ・ラブ  ジョー・サンプル 

https://www.youtube.com/watch?v=qdOtJukcAxw 


「砂丘のたもとにて」 ―1―

2021年08月25日 09時00分48秒 | owarai

音羽様 
お返事がたいへん遅くなってしま 
いました。 

ごめんなさい。 
その後、お元気ですか? 
ちゃんと食べて、眠っていますか? 

今朝、目を覚まして窓の外を見たら、 
夜明けの空が、力強いまぶしい夏の 
光に染まっていました。きのうまで 
はまだ、春だったのに。ゆうべ、神 
様が透明な大きな手で、ページを一 
枚、めくっていったでしょうか。 

うつむき加減で、はにかみがちな、 
少女のような季節はわたしを置いて、 
どこかへ行ってしまいました。 
けれど、また一年待てば、春は必ず 
わたしの空まで、もどってきてくれ 
るでしょう。 

きょうは右腕の調子がいつもより 
良くて、痛みもほんの少しだけやわ 
らいでいるので、いつもより読み 
やすい文字で、いつもよりたくさん、 
お手紙を書くことができると思い 
ます。さっき、介護のボランティア 
さんに頼んで、鉛筆を一ダース分、 
削ってもらいました。 

ボールペンやサインペンを握っても、 
すぐに落っことしてしまうのに、 
鉛筆なら、握れるのです。不思議で 
しょう? 

前置きが長くなりました。 
どこから書き始めればいいのか、 
もちろん覚えています。 

あなたのお母さんに頼まれて書き 
始めた手紙が、いつのまにか、わ 
たしの青春グラフティになってき 
ています。 

音羽さんのリクエストに応えて、 
片想いの初恋の思い出や、高校時 
代、初めてできた彼氏のことや、 
社会人になってからの色とりどり 
な恋のこと、いろいろと書いてき 
ましたけれど・・・・きょうは 
その続き、ですね。 

いよいよ、わたしの人生に、あな 
たのお父さんが登場するのです。 
ああ、なんだかわくわくしてき 
ます。 

心臓が、飛び跳ねているのがよく 
わかります。お月様のなかのうさ 
ぎみたい。喜んでいるのですね、 
わたしと一緒に。 

あの頃のことを思い出すと、胸の 
なかにも、頭のなかにも、気持ち 
がいっぱいあふれてしまって、ど 
こから書けばいいのか、熱い涙の 
洪水みたいなこの気持ちを、 

ちゃんと言葉にして、紡いでいく 
ことができるのかどうか、まった 
く自信がありません。 

「早く続きが読みたい」って、音羽 
さんは書いてくれましたね。 
砂丘に埋もれている貝殻を、そのか 
けらを、ひとつふとつ拾い上げる 
ようにして、ゆっくりと、時間をか 
けて、毎日少しずつ、書いてゆきま 
すね。 

書き上げるのに何週間かかるのか、 
何ヶ月かかるのか、まるで終わりの 
ない旅に出るような気持ちですけれ 
ど、この手紙の行く先にあなたがい 
ることを縁(よすが)にして。 


「順ちゃん」 
あなたのお父さんの順作さんのこと 
を、わたしはそう呼んでいました。