前エントリに少し補足。
中国は自民党をモデルにしたり、MITを訪問するのもいいけれど、
自国の歴史や古典に学んだほうがいいんじゃないかな。
「泰山は土壌を譲らず、故によくその大をなす。
河海は細流を択ばず、故によくその深をなす」
度量を広くして、細かいことはガタガタいわず、
異質なものを受け入れろという意味。
秦の始皇帝に、異国の楚出身の李斯がいったことば。
ちなみに源氏物語の注釈書、「河海抄」「細流抄」は、
この一節からタイトルが選ばれている。
「狡兎死して走狗煮らるる」
(敵がいなくなると功臣は邪魔になり殺される)
というのも、世の習いではあるんだけれどね。
以上、井波律子『故事成句でたどる楽しい中国史』(岩波ジュニア新書)より。
中国は自民党をモデルにしたり、MITを訪問するのもいいけれど、
自国の歴史や古典に学んだほうがいいんじゃないかな。
「泰山は土壌を譲らず、故によくその大をなす。
河海は細流を択ばず、故によくその深をなす」
度量を広くして、細かいことはガタガタいわず、
異質なものを受け入れろという意味。
秦の始皇帝に、異国の楚出身の李斯がいったことば。
ちなみに源氏物語の注釈書、「河海抄」「細流抄」は、
この一節からタイトルが選ばれている。
「狡兎死して走狗煮らるる」
(敵がいなくなると功臣は邪魔になり殺される)
というのも、世の習いではあるんだけれどね。
以上、井波律子『故事成句でたどる楽しい中国史』(岩波ジュニア新書)より。