Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その4

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 サロマ湖ワッカ原生花園

7月3日
早朝6時の気温は12℃、サロマ湖畔のワッカ原生花園へ向かいました。
ワッカ原生花園はオホーツク海とサロマ湖の間に広がる広大な砂州で、レンタルサイクルや観光馬車で巡ることもできますが散策路をゆっくり撮り歩くことができます。
レンタルサイクルや観光馬車で通り過ぎるだけなんてもったいない。(笑)


ムシャリンドウ(武者竜胆) シソ科ムシャリンドウ属


エゾツルキンバイ(蝦夷蔓金梅) バラ科エゾツルキンバイ属


ウミミドリ(海緑) サクラソウ科ウミミドリ属


ミヤマラッキョウ(深山辣韭) ユリ科ネギ属


エゾフウロ(蝦夷風露) フウロソウ科フウロソウ属


エゾノシシウド(蝦夷の猪独活) セリ科エゾノシシウド属


エゾチドリ(蝦夷千鳥) ラン科ツレサギソウ属
別名:フタバツレサギソウ


モモイロアカツメクサ(桃色赤詰草) マメ科シャジクソウ属


シロツメクサの桃色は見かけるがアカツメクサの桃色には初めて出会った。


エゾノカワラマツバ(蝦夷の河原松葉) アカネ科ヤエムグラ属


シロヨモギ(白蓬) キク科ヨモギ属


エゾジカ


クサフジ(草藤) マメ科ソラマメ属


オオダイコンソウ(大大根草) バラ科ダイコンソウ属


オドリコソウ(踊り子草) シソ科オドリコソウ属


ゼンテイカ(禅庭花) ユリ科ワスレグサ属
別名:エゾゼンテイカ・エゾカンゾウ


エゾスカシユリ(蝦夷透かし百合) ユリ科ユリ属


ハマナス(浜梨) バラ科バラ属


キタキツネ
3匹の子狐が遊んでいました。


サロマ湖キムアネップ岬
ノリウツギ(糊空木) アジサイ科アジサイ属



オニシモツケ(鬼下野) バラ科シモツケソウ属


エゾオオヤマハコベ(蝦夷大山繁縷) ナデシコ科ハコベ属


撮り終えて「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」へ。
温泉に入りレストランでビールを飲みながら夕食、明日の予報は雨とのことで黒岳登山を諦め予定を変更し就寝。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その3

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行
知床~小清水原生花園~網走


知床五湖へ7月1日
予約したガイドツアーに参加するため途中エゾジカにたびたび遭遇しながらフィールドハウスに向かいました。
20mほど先にヒグマが飛び出し横断して反対車線をこちらにのそりのそりと向かってきました。
カメラを向けようと停車しましたが家内の「早く行け!」との指示でやむなく通過したのは残念。(笑)

フィールドハウスの担当者に目撃情報を提供し、展示してある剥製よりもやや大きいと説明したところ推定250キロ以上の雄とのことでした。
予約時間まで間があったので高架木道を五湖へ。


知床五湖のガイドツアー出発です。








ネムロコウホネ(根室河骨) スイレン科コウホネ属


ルリイトトンボ(瑠璃糸蜻蛉)




四湖に向かう途中、2つ後のツアーがヒグマと遭遇したとのことで以降のツアーは中止され、再開まで3時間ほど待つようです。
私たちのツアーは無事に終了し、土ぼこりの砂利道をカムイワッカの湯滝に向かいました。
車体には土ぼこりが溜まりタイヤも真っ白です。(笑)
そして知床峠





「道の駅 流氷街道網走」への途中立ち寄った小清水原生花園


エゾスカシユリ(蝦夷透かし百合) ユリ科ユリ属




エゾキスゲ(蝦夷黄菅) ユリ科ワスレグサ属


「道の駅 流氷街道網走」に到着しました。


網走湖畔のホテルで日帰り温泉に入り海鮮丼と生ビールで夕食を摂って就寝。


7月2日
コインランドリーと洗車・給油後市内観光へ
網走監獄


オホーツク流氷館、北方民族博物館などを見学し昼食後に宿泊先の「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」へ。
北方民族博物館は65歳以上は無料で今更ながら重ねた歳月に、(笑)

温泉に浸かりレストランで生ビールを飲みながら夕食、気温は12℃で涼しさを通り越して寒い!(笑)
「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」はトイレも夜間は使えなく隣接の駐車場のトイレが24時間開放されています。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その2

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 

阿寒湖~屈斜路湖~摩周湖を巡って知床へ

6月30日
阿寒湖

阿寒湖アイヌコタン


エゾノサワアザミ(蝦夷の沢薊) キク科アザミ属


屈斜路湖


硫黄山




エゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅) ツツジ科イソツツジ属


摩周湖第3展望台付近の道端にて
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科ヤナギタンポポ属

ヨーロッパ原産の帰化植物です。


カラフトホソバハコベ(樺太細葉繁縷) ナデシコ科ハコベ属

ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖) アヤメ科ニワゼキショウ属
北アメリカ原産の帰化植物です。


摩周湖第3展望台から


チシマフウロ(千島風露) フウロソウ科フウロソウ属


エゾシモツケ(蝦夷下野) バラ科シモツケ属


明日の知床五湖ガイドツアーに備え「道の駅 うとろ・シリエトク」へ。
前走の乗用車が飛び出したエゾジカを避け急ブレーキで停車、車間距離は100m以上あったので徐行して通過しました。

オシンコシンの滝


「道の駅 うとろ・シリエトク」に到着


オホーツク海の落日

近くのホテルで入浴後漁師料理店で生ビールを飲みながらお刺身定食を食べ就寝



北海道の山野草撮り歩き紀行 その1

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 襟裳岬~釧路湿原


プロローグ
憧れていた北海道への車旅ですが、昨年友人ご夫婦から体験談を聞いた家内がすっかり乗り気になり、今年初めから旅程づくりに着手しました。

基本は温泉施設が併設されているかまたは日帰り温泉が近くて安眠ができる道の駅かキャンプ場での車中泊、5~6日ごとにコインランドリー、朝食はコンビニかスーパーで調達、昼食はコンビニ弁当か外食、夕食は外食を基本に、高速道路は使わない、礼文島は長期滞在を考えて車で渡ること、往路は27日に大洗から苫小牧までフェリーで渡り、帰路はフェリーで津軽海峡を渡って東北の海岸沿いを東関東大震災の復興状況を見ながら帰る計画を組み立てました。

旅先で知り合った沖縄から東北南部までの多くの車旅の達人たち、長い方は3か月以上、多い方は10回以上も訪れている魅力の北海道です。
ブログには山野草の写真も多く挟みましたので7部構成にして書き進めます。
拙い文章ですがご笑覧いただければ幸いです。

~大洗港から苫小牧港へフェリーで~
6月27日~28日
大洗港から商船三井フェリーの夕方便NEWさんふらわあ ふらの19:45発に乗って苫小牧港へ向かう。
風呂に入ったりビールを飲んだりの楽旅で睡眠も十分、翌日は何回かイルカの群れと遭遇しながら13:30に苫小牧港に到着した。
宿泊は、温泉施設が併設されている「道の駅みついし」でぐっすり眠りました。

~襟裳岬から釧路湿原へ~
6月29日
直線道路が多く空いているためスピードに注意しながら襟裳岬に向かいます。




ヒオウギアヤメ(檜扇文目) アヤメ科アヤメ属

ハマエンドウ(浜豌豆) マメ科レンリソウ属

アズマギク(東菊) キク科ムカシヨモギ属

オオバナノミミナグサ(大花の耳菜草) ナデシコ科ミミナグサ属

オオハナウド(大花独活) セリ科ハナウド属

オオカサモチ(大傘持) セリ科オオカサモチ属


釧路湿原に向かう途中の白糠付近の道端
センダイハギ(千代萩) マメ科センダイハギ属

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) キク科ノコギリソウ属


釧路湿原

ヒメカイウ(姫海芋) サトイモ科ヒメカイウ属


ヤナギトラノオ(柳虎の尾) サクラソウ科オカトラノオ属


コツマトリソウ(小褄取草) サクラソウ科ツマトリソウ属

カキツバタ(杜若) アヤメ科アヤメ属

カラフトイソツツジ(樺太磯躑躅) ツツジ科イソツツジ属


この日はヒグマの目撃情報があったとのことでできるだけ開かれた木道を選んで歩きました。
今日の宿泊は、阿寒湖への途中にあって温泉施設が併設されている「道の駅 阿寒丹頂の郷」です。

レストランで生ビールを飲みながら夕食、入浴、就寝。