Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

モモイロシロツメクサ-房総丘陵

2018年03月31日 | みんなの花図鑑
モモイロシロツメクサ(桃色白詰草)
マメ科シャジクソウ属

シロツメクサの変異種で桃色咲きのもの。
モモイロツメクサという記載を目にしますが、シロツメクサの桃色咲きはシロツメクサを含むのが原則です。
アカツメクサの白花種はシロツメクサではなく白花アカツメクサといいます。

[シロツメクサ]
明治時代に牧草として移入されたものが逸出して全国に広く野生化した多年草で、農地、農道、畔などのほか市街地でも見られます。







ペラペラヨメナ-房総丘陵

2018年03月31日 | みんなの花図鑑
標準和名:ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)
別名:ペラペラヒメジョオン(ぺらぺら姫女苑)
別名:ムキュウギク(無休菊)
別名:ゲンペイコギク(源平小菊)
キク科ムカシヨモギ属

中央アメリカ原産で園芸用に移入したものが逸出して野生化した多年草の帰化植物で、房総での花期は4月上旬から11月上旬です。
別名の「ムキュウギク(無休菊)」は休まずに咲き続けることに由来します。











トキワハゼ-房総丘陵

2018年03月31日 | みんなの花図鑑
トキワハゼ(常盤爆・常磐黄櫨)
ゴマノハグサ科サギゴケ属

日当たりの良い田の畔、農道の路傍などに見られる草丈10~15㎝の野草です。
生育環境は「ムラサキサギゴケ」とほぼ同じで酷似していますが、同定のポイントをいくつか挙げますと、
 ① 下唇弁の色=「ムラサキサギゴケ」は紫ですが「トキワハゼ」は白に近いこと。
 ② 上の耳のような弁=「ムラサキサギゴケ」はウサギの耳のように立っているのが確認できますが「トキワハゼ」は短いこと。
 ③ 花の大きさ=「ムラサキサギゴケ」の1.5㎝に対して「トキワハゼ」は8ミリから1㎝と小さいこと。
 ④ 走出枝=「ムラサキサギゴケ」は5月中旬になると根元近くから走出枝(匍匐枝)を出しますが「トキワハゼ」は出さないこと。
 ⑤ 花期=「ムラサキサギゴケ」の3~6月に対して「トキワハゼ」は3~10月まで咲いてる。
ことです。