国内の新たな感染者は1万743人、感染者の累計は91万4776人
国内では30日、新たに3日連続で過去最多を更新する1万743人の感染が確認されました。
神奈川県の1418人、千葉県の753人、茨城県の222人、鳥取県の47人は1日の感染者としてはいずれも過去最多を更新しました。
沖縄県の382人は過去2番目の多さです。
これで国内の感染者は91万4064人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は91万4776人になりました。
また、新たに確認された死亡者は9人で、累計は1万5197人です。
厚労省の発表によると重傷患者は87人増えて626人になりました。
都内の新たな感染者は3300人、感染者の累計は21万3910人
東京都では30日、過去2番目に多い3300人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は21万3910人になりました。
このうち、10歳未満から30代が2318人で全体のおよそ70%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ4%の143人でした。
30日までの7日間平均は2501.4人で、前週比180.5%に急増しました。
なお、新たに確認された死亡者は2人で、累計は2290人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
感染大爆発
29日1日の新規感染者が全国で1万699人、都内で3865人といずれも過去最多を連日更新するなど、置き換わった感染力が強いインド由来のデルタ株の拡大により大爆発が始まりました。
このような状況の中で、菅内閣は感染拡大を抑え込む具体的な対策を講じないまま、東京五輪の開催を強行しています。
このデルタ株は、従来型と異なり、若い世代でも重症化する特徴があることから、1都3県や大阪府及び沖縄県では病床がひっ迫し、助かる命を助けられない医療体制の崩壊があちこちで始まっています。
現政権では、国民の命と暮らしを守ることができないのではないでしょうか。
SNSでは、秋の総選挙では「自民党・公明党以外に投票」がトレンド入りするなど、政権に対する批判が日増しに高まっています。
「感染状況によっては、東京五輪の中止も排除しない」と強調していた菅首相などの発言は何だったのでしょうか。
東京オリ・パラ大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は今月20日、「今後の感染状況の推移をみて、必要があれば(IOCや国際パラリンピック委員会、日本政府などと)5者協議を行うことが決まっている」と説明していましたが、
5者協議を開催する気配は全くありません。
世界の感染者1億9722万人超え、死亡者は4206万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間31日7時21分の時点で1億9722万8990人となりました。
また、死亡者は420万6208人となりました。
主な国・地域の感染状況