国内の新たな感染者は1301人、感染者の累計は3万5521人
国内では30日、新たに1301人の感染が確認され、国内の感染者は3万4809人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は3万5521人になりました。
新規感染者は、これまで最多だった29日の1264人を上回り、1300人台になるなど2日連続で過去最多を更新しました。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、死亡者の累計は1020人になりました。
東京都の367人、福岡県の121人、兵庫県の53人、沖縄県の49人はいずれも新規感染者の過去最多、神奈川県の76人は過去最多に並びました。
また、千葉県の49人は2日連続で、石川県の4人は、いずれも緊急事態宣言解除後の最多です。
他に、大阪府の190人、愛知県の160人など多数の感染が確認されています。
新規感染者が初めて1300人台になるなど、増加スピードは新たな局面に入り、各地の保健所では、相談やPCR検査対応など業務がひっ迫しつつあり、電話をかけてもつながらないケースが増えています。
また、重症患者が増え続けていますので、ECMO(体外式人工肺)治療には、患者1人に対して、医師4~5人、看護師10~12人、臨床工学技士2~3人の20人ほどが必要ですので、医療体制はたちまちひっ迫します。
重症患者用の病床か確保できても、治療にあたるスタッフが足らないといった事態も想定されます。
「重症者向けの病床や軽症者を療養させるホテルなどの宿泊施設の確保を政府に求める」ー分科会の尾身会長
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は30日、首相官邸で記者団に、東京都でこの日過去最多の367人の新型コロナの感染が判明したことについて「感染が徐々に増えていくことは間違いない」との認識を示しました。
同氏は「一番注意しなければならないのは医療のベッドだ」と強調し、重症者向けの病床や軽症者を療養させるホテルなどの宿泊施設の確保を政府に求めていく考えを示しました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が約5割に達していますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
「隠れ感染者」からの感染割合が上がることは、感染爆発の前触れです。
都内の接待を伴う夜の繁華街から市中へ、30代以下の若い世代から中高年齢者へ、家庭内感染から保育所や小学校へ、病院へ、介護施設へ、首都圏や大都市圏から全国津々浦々へと拡大の連鎖が止まりません。
若い世代は無症状や軽症のため、重症患者が少なく、現時点では、東京都を除き医療体制はさほどひっ迫していないようですが、50代~60代、70代以上の重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大していますので、入院患者やそのうちの重症患者は日ごとに増えています。
国民の命を犠牲に、このまま社会経済活動に軸足を置いた安倍内閣の対応でよろしいのでしょうか??❔
私たちはもうすでに感染している
リンクを追えない新たな感染者が次々と見つかっていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」か大勢いるということです。
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことがとても重要です。
全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあることを認識して、不要不急の外出を自粛しましょう。
都内の新たな感染者は367人、感染者の累計は12228人
東京都は30日、新たに367人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表しました。
新規感染者は、今月23日の366人を超え過去最多に、200人を超えたのは3日連続となりました。
このうち、20代と30代が236人で全体のおよそ64%を占めていますが、60代以上の感染者も増えてきています。
また、新規感染者の56%204人は感染経路が不明です。
これで都内の感染者の累計は12228人となりました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は329人です。
都は、都民に不要不急の外出や飲食を伴う会食目的の外出自粛を呼びかけていますが、注意喚起だけでは感染拡大を止めることは不可能ですので、抜本的な対策を講じるべきかと思います。
鹿児島県の離島与論島のクラスター拡大
29日までに44人の感染が確認されていた与論島で30日、新たに2人の感染が確認されました。
これで、与論島の感染者は46人になりました。
県は、濃厚接触者のPCR検査を進めるとともに、島内唯一の入院患者の受け入れ可能な医療機関である「与論徳洲会病院」と2つの飲食店でクラスターが発生していることから、感染者を島外に搬送しているとのことです。
与論町と鹿児島県は、与論島来島を自粛するよう要請しています。
熊本県の造船所でクラスター
造船大手の「ジャパン マリンユナイテッド」は、熊本県長洲町にある「有明事業所」で、29日の午後6時までに累計で50人の従業員などが、新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。
今が最後のチャンス-東京都医師会尾崎会長
東京都医師会の尾崎治夫会長は30日、記者会見し、新型コロナウイルスの感染確認者が全国的に増加していることに触れ、これを収束させるためには、
(1)法的拘束力のある休業要請を可能にする
(2)研究にしか使えないPCR検査を実用化させる
ことなどが必要だと主張しました。
尾崎会長は、そのためにはコロナ対策の特別措置法などの法改正が必要だと指摘。
「東京都医師会から本当にお願いしたいのは、いますぐに国会を収集して、法改正の検討していただきたい。
ここ何日間かの流れを見ていると、人口比で東京をはるかに上回る感染確認者が愛知、大阪、福岡、沖縄でも出ている。
是非こうしたことを、夏休み中だからどうこうではなくて、本当にこういうことを、国会を開いて議論してもらいたい。
私は今が感染拡大の最後のチャンスだと思っている」と語気を強めて訴えました。
世界の感染者1710万人超え、死亡者は66万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間31日午前3時の時点で1710万9335人となりました。
また、死亡者は66万8801人となりました。
国別の感染者は、アメリカが446万1585人と最も多く、ブラジルが255万2265人、インドが158万2028人、ロシアが83万2993人、南アフリカが47万1123人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが15万1451人、ブラジルが9万134人、イギリスが4万6046人、メキシコが4万5361人、イタリアが3万5132人などとなっています。
国内では30日、新たに1301人の感染が確認され、国内の感染者は3万4809人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は3万5521人になりました。
新規感染者は、これまで最多だった29日の1264人を上回り、1300人台になるなど2日連続で過去最多を更新しました。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、死亡者の累計は1020人になりました。
東京都の367人、福岡県の121人、兵庫県の53人、沖縄県の49人はいずれも新規感染者の過去最多、神奈川県の76人は過去最多に並びました。
また、千葉県の49人は2日連続で、石川県の4人は、いずれも緊急事態宣言解除後の最多です。
他に、大阪府の190人、愛知県の160人など多数の感染が確認されています。
新規感染者が初めて1300人台になるなど、増加スピードは新たな局面に入り、各地の保健所では、相談やPCR検査対応など業務がひっ迫しつつあり、電話をかけてもつながらないケースが増えています。
また、重症患者が増え続けていますので、ECMO(体外式人工肺)治療には、患者1人に対して、医師4~5人、看護師10~12人、臨床工学技士2~3人の20人ほどが必要ですので、医療体制はたちまちひっ迫します。
重症患者用の病床か確保できても、治療にあたるスタッフが足らないといった事態も想定されます。
「重症者向けの病床や軽症者を療養させるホテルなどの宿泊施設の確保を政府に求める」ー分科会の尾身会長
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は30日、首相官邸で記者団に、東京都でこの日過去最多の367人の新型コロナの感染が判明したことについて「感染が徐々に増えていくことは間違いない」との認識を示しました。
同氏は「一番注意しなければならないのは医療のベッドだ」と強調し、重症者向けの病床や軽症者を療養させるホテルなどの宿泊施設の確保を政府に求めていく考えを示しました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が約5割に達していますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
「隠れ感染者」からの感染割合が上がることは、感染爆発の前触れです。
都内の接待を伴う夜の繁華街から市中へ、30代以下の若い世代から中高年齢者へ、家庭内感染から保育所や小学校へ、病院へ、介護施設へ、首都圏や大都市圏から全国津々浦々へと拡大の連鎖が止まりません。
若い世代は無症状や軽症のため、重症患者が少なく、現時点では、東京都を除き医療体制はさほどひっ迫していないようですが、50代~60代、70代以上の重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大していますので、入院患者やそのうちの重症患者は日ごとに増えています。
国民の命を犠牲に、このまま社会経済活動に軸足を置いた安倍内閣の対応でよろしいのでしょうか??❔
私たちはもうすでに感染している
リンクを追えない新たな感染者が次々と見つかっていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」か大勢いるということです。
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことがとても重要です。
全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあることを認識して、不要不急の外出を自粛しましょう。
患者数の動向
国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計
国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計
都内の新たな感染者は367人、感染者の累計は12228人
東京都は30日、新たに367人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表しました。
新規感染者は、今月23日の366人を超え過去最多に、200人を超えたのは3日連続となりました。
このうち、20代と30代が236人で全体のおよそ64%を占めていますが、60代以上の感染者も増えてきています。
また、新規感染者の56%204人は感染経路が不明です。
これで都内の感染者の累計は12228人となりました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は329人です。
都は、都民に不要不急の外出や飲食を伴う会食目的の外出自粛を呼びかけていますが、注意喚起だけでは感染拡大を止めることは不可能ですので、抜本的な対策を講じるべきかと思います。
都の警戒レベル
鹿児島県の離島与論島のクラスター拡大
29日までに44人の感染が確認されていた与論島で30日、新たに2人の感染が確認されました。
これで、与論島の感染者は46人になりました。
県は、濃厚接触者のPCR検査を進めるとともに、島内唯一の入院患者の受け入れ可能な医療機関である「与論徳洲会病院」と2つの飲食店でクラスターが発生していることから、感染者を島外に搬送しているとのことです。
与論町と鹿児島県は、与論島来島を自粛するよう要請しています。
熊本県の造船所でクラスター
造船大手の「ジャパン マリンユナイテッド」は、熊本県長洲町にある「有明事業所」で、29日の午後6時までに累計で50人の従業員などが、新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。
今が最後のチャンス-東京都医師会尾崎会長
東京都医師会の尾崎治夫会長は30日、記者会見し、新型コロナウイルスの感染確認者が全国的に増加していることに触れ、これを収束させるためには、
(1)法的拘束力のある休業要請を可能にする
(2)研究にしか使えないPCR検査を実用化させる
ことなどが必要だと主張しました。
尾崎会長は、そのためにはコロナ対策の特別措置法などの法改正が必要だと指摘。
「東京都医師会から本当にお願いしたいのは、いますぐに国会を収集して、法改正の検討していただきたい。
ここ何日間かの流れを見ていると、人口比で東京をはるかに上回る感染確認者が愛知、大阪、福岡、沖縄でも出ている。
是非こうしたことを、夏休み中だからどうこうではなくて、本当にこういうことを、国会を開いて議論してもらいたい。
私は今が感染拡大の最後のチャンスだと思っている」と語気を強めて訴えました。
新規感染者数の動向
国内の感染状況
世界の感染者1710万人超え、死亡者は66万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間31日午前3時の時点で1710万9335人となりました。
また、死亡者は66万8801人となりました。
国別の感染者は、アメリカが446万1585人と最も多く、ブラジルが255万2265人、インドが158万2028人、ロシアが83万2993人、南アフリカが47万1123人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが15万1451人、ブラジルが9万134人、イギリスが4万6046人、メキシコが4万5361人、イタリアが3万5132人などとなっています。
主な国・地域の感染状況