Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その6

2017年07月29日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 
礼文島から道南へ


7月6日
稚内港6:20発のハートランドフェリーは礼文島香深港へ予定どおり8:15に到着しました。
途中見えていた利尻富士は霧に包まれています。
船上からの利尻富士


風が強かったが最北端のスコトン岬に向かかいました。


風は強まり霧もだんだんと深くなっている。
船内で知り合ったオートバイの大学も苦労しながらも到着した。
彼は香深港13:25発で稚内に戻るとのことで短時間の滞在は勿体ない気もするが今後の予定もあるのだろう。

観光バスで団体さんが次々とやってくる。
帽子を飛ばされた方がおりましたが、この心優しい大学生が回収してきました。(拍手)

レブンシオガマ(礼文塩竈) ハマウツボ科シオガマギク属


岬めぐりコースを歩いてみたが風が強く明日からの天気に期待して風裏の久種湖キャンプ場へ向かった。
風は強いものの霧の影響はなく晴れている。
駐車場での車中泊は一人1日600円とのことだが、香深港の駐車スペースより風の影響は少なそうだ。

料金を支払い桃岩展望台から猫岩展望台まで走ってみたが霧が深く全く見えない。
香深からキャンプ場に向かう途中のコンビニに立ち寄り食料を贖って久種湖キャンプ場に戻った。
到着したオートバイのキャンパーがテントを張るのに苦労しているので手伝う。
都内のライダーと熊本からのライダーで、熊本からのライダーは道内を3週間ほど車旅をしていったん戻ってオートバイに乗り換えて再度北海道に来たとのこと。

刈り込まれた草地で焼酎のお湯割りを飲みながら談笑し日没が遅い7時過ぎに食事をして就寝。
風は依然として強く車が揺れる。
車外に脱ぎ捨てたままのサンダルが10m以上も飛ばされていました。

7月7日
風は依然強いがレブンウスユキソウの群生地などを歩いてみた。
レブンソウ(礼文草) マメ科オヤマノエンドウ属



エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子) ナデシコ科ナデシコ属

チシママンテマ(千島マンテマ) ナデシコ科マンテマ属


チシマフウロ(千島風露) フウロソウ科フウロソウ属


エゾチドリ(蝦夷千鳥) ラン科ツレサギソウ属
別名 フタバツレサギソウ


エゾイブキトラノオ(蝦夷伊吹虎の尾) タデ科イブキトラノオ属




チシマギキョウ(千島桔梗) キキョウ科ホタルブクロ属


標準和名:エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草) キク科ウスユキソウ属
別名:レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)






オオダイコンソウ(大大根草) バラ科ダイコンソウ属



礼文滝まで歩きたかったが香深井までのツアー客で渋滞しているため諦めて引き返しました。
金田の岬付近のアザラシ


天気予報では明日から3日間は雨で風も強いようです。
3泊する予定でしたが諦めて香深港17:05発で稚内に戻りました。


ノシャップ岬をまわり温泉施設「童夢」で入浴、海鮮丼で夕食後「道の駅 わっかない」で就寝。


7月8日
サロベツ原野の木道を散策。


明日は雨竜沼湿原も雨の予報なので南下することにした。
途中の「道の駅 風Wとままえ」は車中泊にはよさそうだ。
小樽は観光客が多かったが時間の関係もあり通過して「道の駅 スペース・アップルよいち」へ到着。

涼しかった道北から真夏の余市、暑い!暑~い!
NHKの朝ドラ「マッサン」のニッカウヰスキー余市工場の隣りにあり、裏の駐車場が車中泊に適している。
近くの日帰り温泉で入浴し缶ビールとコンビニ弁当で夕食を摂って就寝。

7月9日
小樽運河を観て回り洞爺湖へ
小樽運河


噴火湾沿いを駒ケ岳を望みながら森町へと走り、濁川温泉にこりの湯で入浴しコインランドリーに立ち寄って「道の駅 YOU・遊・もり」で車中泊。
函館からの幹線道路沿いで夜間も大型トラックの通行量が多く車中泊には向いていないような気がする。

7月10日
五稜郭跡~函館山~函館朝市で昼食、函館山からの夜景を観たかったが翌日の津軽海峡フェリーを予約して「道の駅 北前船松前」で北海道最後の車中泊。


ヤエハマナス(八重浜梨) バラ科バラ属




ナミキソウ(波来草) シソ科タツナミソウ属




道の駅 北前船松前



北海道の山野草撮り歩き紀行 その5

2017年07月29日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行
ウスタイベ千畳岩~ベニヤ原生花園~稚内


7月4日
今日はオホーツク海沿いを稚内まで走ります。
キタキツネやエゾジカの飛び出しに注意しながら控えめなスピードで・・・・・
ほぼ制限速度で走行していても地元ナンバーのみならず他県ナンバーにも追い越されます。
30年以上も無事故無違反の優良ドライバーですから。(笑)
初めの訪問地は今月初めカニ祭りが開催され友人ご夫婦が参加した枝幸町のウスタイベ千畳岩です。

ゼンテイカ(禅庭花) ユリ科ワスレグサ属
別名:エゾゼンテイカ・エゾカンゾウ


ベニヤ原生花園
北オホーツクに面したベニヤ原生花園の蝦夷ニュウは印象的でした。
茎は花冠下でも私の二の腕より太く、草丈は2mを超えるものも数多くあります。
太古の昔から悠久の時を刻んできた大自然の息吹を感じました。

エゾニュウ(蝦夷ニュウ) セリ科シシウド属





エゾノサワアザミ(蝦夷の沢薊) キク科アザミ属


クロバナロウゲ(黒花狼牙) バラ科クロバナロウゲ属



コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科ヤナギタンポポ属
ヨーロッパ原産の帰化植物です。


ヒオウギアヤメ(檜扇文目) アヤメ科アヤメ属


オニシモツケ(鬼下野) バラ科シモツケソウ属


カラマツソウ(唐松草) キンポウゲ科カラマツソウ属

宗谷岬 日本最北端の地の碑
サハリンが遠望できました。
樺太の大地で苦労しながら支えた先人たちに想いを馳せ・・・・・


日本最北端の「道の駅 わっかない」


利尻島や礼文島へのフェリーターミナルが近いためここに駐車してフェリーで渡る旅行者も多く、隣接の砂利の駐車場を含めいつも満車です。
当日と翌日は地元のお祭りということもあって駐車待ちの車も多かった。
駐車場事情が分かったのでノシャップ岬へ

ノシャップ岬
利尻富士は霧の中


シロバナハマナス(白花浜梨) バラ科バラ属

稚内温泉「童夢」に向かう途中の海岸に近い民家付近で7~8頭のエゾジカの群れが草を食んでました。


「道の駅 わっかない」に戻り空くのを待って駐車場所を確保しお祭り見物がてら缶ビール片手に食べ歩いて就寝。

7月5日
明日礼文島に渡るフェリーの予約と市内観光で過ごしました。
道の駅近くの稚内港北防波堤ドーム、南極観測樺太犬記念碑、氷雪の門、九人の乙女の碑などを訪れて昼食、コインランドリーで洗濯をしてから稚内温泉「童夢」でのんびり入浴、道の駅に戻り生ビールを飲みながら稚内ラーメンと餃子の夕食を摂って就寝。

樺太慰霊碑



北海道の山野草撮り歩き紀行 その4

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 サロマ湖ワッカ原生花園

7月3日
早朝6時の気温は12℃、サロマ湖畔のワッカ原生花園へ向かいました。
ワッカ原生花園はオホーツク海とサロマ湖の間に広がる広大な砂州で、レンタルサイクルや観光馬車で巡ることもできますが散策路をゆっくり撮り歩くことができます。
レンタルサイクルや観光馬車で通り過ぎるだけなんてもったいない。(笑)


ムシャリンドウ(武者竜胆) シソ科ムシャリンドウ属


エゾツルキンバイ(蝦夷蔓金梅) バラ科エゾツルキンバイ属


ウミミドリ(海緑) サクラソウ科ウミミドリ属


ミヤマラッキョウ(深山辣韭) ユリ科ネギ属


エゾフウロ(蝦夷風露) フウロソウ科フウロソウ属


エゾノシシウド(蝦夷の猪独活) セリ科エゾノシシウド属


エゾチドリ(蝦夷千鳥) ラン科ツレサギソウ属
別名:フタバツレサギソウ


モモイロアカツメクサ(桃色赤詰草) マメ科シャジクソウ属


シロツメクサの桃色は見かけるがアカツメクサの桃色には初めて出会った。


エゾノカワラマツバ(蝦夷の河原松葉) アカネ科ヤエムグラ属


シロヨモギ(白蓬) キク科ヨモギ属


エゾジカ


クサフジ(草藤) マメ科ソラマメ属


オオダイコンソウ(大大根草) バラ科ダイコンソウ属


オドリコソウ(踊り子草) シソ科オドリコソウ属


ゼンテイカ(禅庭花) ユリ科ワスレグサ属
別名:エゾゼンテイカ・エゾカンゾウ


エゾスカシユリ(蝦夷透かし百合) ユリ科ユリ属


ハマナス(浜梨) バラ科バラ属


キタキツネ
3匹の子狐が遊んでいました。


サロマ湖キムアネップ岬
ノリウツギ(糊空木) アジサイ科アジサイ属



オニシモツケ(鬼下野) バラ科シモツケソウ属


エゾオオヤマハコベ(蝦夷大山繁縷) ナデシコ科ハコベ属


撮り終えて「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」へ。
温泉に入りレストランでビールを飲みながら夕食、明日の予報は雨とのことで黒岳登山を諦め予定を変更し就寝。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その3

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行
知床~小清水原生花園~網走


知床五湖へ7月1日
予約したガイドツアーに参加するため途中エゾジカにたびたび遭遇しながらフィールドハウスに向かいました。
20mほど先にヒグマが飛び出し横断して反対車線をこちらにのそりのそりと向かってきました。
カメラを向けようと停車しましたが家内の「早く行け!」との指示でやむなく通過したのは残念。(笑)

フィールドハウスの担当者に目撃情報を提供し、展示してある剥製よりもやや大きいと説明したところ推定250キロ以上の雄とのことでした。
予約時間まで間があったので高架木道を五湖へ。


知床五湖のガイドツアー出発です。








ネムロコウホネ(根室河骨) スイレン科コウホネ属


ルリイトトンボ(瑠璃糸蜻蛉)




四湖に向かう途中、2つ後のツアーがヒグマと遭遇したとのことで以降のツアーは中止され、再開まで3時間ほど待つようです。
私たちのツアーは無事に終了し、土ぼこりの砂利道をカムイワッカの湯滝に向かいました。
車体には土ぼこりが溜まりタイヤも真っ白です。(笑)
そして知床峠





「道の駅 流氷街道網走」への途中立ち寄った小清水原生花園


エゾスカシユリ(蝦夷透かし百合) ユリ科ユリ属




エゾキスゲ(蝦夷黄菅) ユリ科ワスレグサ属


「道の駅 流氷街道網走」に到着しました。


網走湖畔のホテルで日帰り温泉に入り海鮮丼と生ビールで夕食を摂って就寝。


7月2日
コインランドリーと洗車・給油後市内観光へ
網走監獄


オホーツク流氷館、北方民族博物館などを見学し昼食後に宿泊先の「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」へ。
北方民族博物館は65歳以上は無料で今更ながら重ねた歳月に、(笑)

温泉に浸かりレストランで生ビールを飲みながら夕食、気温は12℃で涼しさを通り越して寒い!(笑)
「道の駅 かみゆうべつチューリップの湯」はトイレも夜間は使えなく隣接の駐車場のトイレが24時間開放されています。

北海道の山野草撮り歩き紀行 その2

2017年07月28日 | 山野草撮り歩き紀行 
北海道の山野草撮り歩き紀行 

阿寒湖~屈斜路湖~摩周湖を巡って知床へ

6月30日
阿寒湖

阿寒湖アイヌコタン


エゾノサワアザミ(蝦夷の沢薊) キク科アザミ属


屈斜路湖


硫黄山




エゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅) ツツジ科イソツツジ属


摩周湖第3展望台付近の道端にて
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科ヤナギタンポポ属

ヨーロッパ原産の帰化植物です。


カラフトホソバハコベ(樺太細葉繁縷) ナデシコ科ハコベ属

ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖) アヤメ科ニワゼキショウ属
北アメリカ原産の帰化植物です。


摩周湖第3展望台から


チシマフウロ(千島風露) フウロソウ科フウロソウ属


エゾシモツケ(蝦夷下野) バラ科シモツケ属


明日の知床五湖ガイドツアーに備え「道の駅 うとろ・シリエトク」へ。
前走の乗用車が飛び出したエゾジカを避け急ブレーキで停車、車間距離は100m以上あったので徐行して通過しました。

オシンコシンの滝


「道の駅 うとろ・シリエトク」に到着


オホーツク海の落日

近くのホテルで入浴後漁師料理店で生ビールを飲みながらお刺身定食を食べ就寝