オープニング。その日79歳の誕生日を迎えて嬉しそうな主人公。が、帰ってきた長女といきなり、険悪に。お母さんは昔から頑固だったわよ!
アラ、今朝、私が母と交わした会話そのもの。ちょっと引き込まれた。
けど、映画の現実はこっちの想像を遥かにこえる。娘の夫の母親がアルツハイマーになったから、ここに同居させるという。しかも、主人公の作家と対立した立場にあった政府のお偉方がその母親だという。
アルツハイマーなのに、肩書だけは抜けずになにかと作家主人公にマウントとってくる。厄介やわ。
という話になっていく。
ところが、前半
孫もかわいいし、作家は電話でデートする老齢の男性(車椅子生活)もいて穏やかな生活。時々執筆してなにかアファメーションを囁いてくる…ああもう、眠いです。…失われた時を求めて…なんかいいこと言ってる……聞かなきゃ…ここはジョージア、アメリカのジョージアじゃないよ。スカーレットと関係なし。ヨーロッパ方面。風景が落ち着いてて光がきれい……旧市街の団地の丸いアーチがかわいい!住んでる人も皆ほのぼの……そして、とうとう寝落ちしてしまった。
肝心なところを見逃した!
西山美和監督の紹介文から抜粋します。
年老いた人が「かつて」の話しかできない自分を止められないことに、自らうろたえる描写はすごい迫力。
ここ、観たかった!
ストーリーは深刻ですが、静かな叙事詩のような映画でしたね。
見逃したとおっしゃる部分、特段これ!というのはなかったような…?
ミランダがエレナの本を発禁にした張本人であったということを口にしてしまって、
しまった!という部分はありましたね。
フォローありがとうございます。
私もさせて頂きますね。