アタックNO.1の続きが手に入らないので、最近のバレー漫画はどういうことになってるのか気になり、探してみたら、ちょうど無料視聴できるアニメ ハイキュー TO
THE TOPあったので1話から4話まで見てみた。
しかしこれが、アタックNO.1を見てしまったあとでは、どうしても地味。そして真面目すぎ。
ここには、木の葉おとしや稲妻攻撃、三位一体など、度肝を抜くようなアクロバティックな作戦はでてこない。お蝶夫人や花形満ような強烈キャラも望めそうにない(ジャンルは違うけど昭和括り)。
ただしかし、バレーボールの知識はスゴイ!セッターが上げたトスから、アタックのコースが読める。とか、練習の後はアミノ酸入りスポーツドリンク、タンパク質、糖質を摂れとか、全く実用的。これはもう、漫画というより解説書というか、バレーボーラーなら読まなきゃなるまい。
それだけ、バレーボールも進化したということ。根性だけじゃなく、ウサギ飛びじゃなく、ちゃんとした科学的分析でバレーボールは進化してるんだ。
主人公は負けず嫌いで底抜けに明るい性格。これは昭和のスポ根漫画と同じく。だけど主人公は背が低く、それをジャンプ力でカバーしているアタッカー。逆にセッターの男子が背が高いという設定が新しく面白そう!その他のチームメイトも多彩で現代っ子な繊細さを見せてくれたり興味深い。
印象的だったのは、
主人公が体育館の倉庫のマットレスに頭を突っ込んで、「何をやっている!探せ、探せ、考えろ!」と悩むシーン。そして、コーチたちが、「思考を止めないこと、最善を探して続けること。考えているのは我々だけじゃないです」と語り合うシーン。まさに、今の今、私たちにも言えることだから。
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