撮影できる物なのかな??でも軌道情報が無いと難しいよななどと思っていた。
土曜日の朝、色々とWEBを覗いていたら、小惑星の軌道について予測しているセッピーナさんの「セッピーナの趣味の天文計算」と言うブログを発見。こちらを参考に、早速湯の丸高原に遠征してみた。
【↑かなり大きな月を側に見ながら撮影】
ちなみに、セッピーナさんのサイトの情報によると小惑星は、ぎょしゃ座とふたご座の間を通って、北斗七星の方へ通過するらしい。
【↑22:15の予測位置 ステラリウムより切り抜き】
ちなみに地球からの距離は最接近時で約48万km。月まで38万kmだから月軌道よりちょっと外側まで来るようだ。光度予測は10等級台まで明るくなるらしい。
セッピーナさんのサイトには、NASAのサイトから観測地の軌道情報を入手する方法もかかれていたので、それを参考にスカイセンサーに位置を入力して、通過位置で望遠鏡を待ちかまえて、通過する小惑星を撮影した。
【↑小惑星 2015 TB145 】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 PL40mm 18倍 GPD赤道儀+HAL110+SS2
コリメート法 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:3.2 f=11mm
S:16秒 Noise減算:Off
撮影場所:長野県湯の丸高原 撮影日:2015/10/31 22:15:12-28
Jtrimで反転、サイズ調整
ステラリウムの絵柄とあわせると、↓こんな感じだろうか。
一枚画だとつまらないので、16秒露出で撮影した画像をつなげてGIFアニメにしてみた。
真ん中・右側より現れて、左・少し下方向へ移動して行きます。
【↑望遠鏡の視野を通過する小惑星2015 TB145 】
2015/10/31 22:08:39-22:20:47 JTRIMでトリミング、他は上に同じ
この後、眼視で見えない物かと挑戦したが、どうにも月が明るいせいか視野の中の小惑星を確認できない。
次の出現位置に待ちかまえていて、カメラに写り始めたら、カメラを外して写っている少し先をじっくりと探すのだが、さっぱり見えない。
アイピースを40mm、20mm、15mm、9mmと、倍率を18~80倍と変えて、何度かカメラに写り始めたタイミングで覗くが一向に見えない。
そうこうするうちに時計が1時半を回った頃には、カメラに写してもかなり薄くなって暗くなって来たのが判る様になってきた。これ以上眼視に挑戦しても無駄だと思い、この日は撤収。
↑撤収中:ちなみにISO1600 10秒露出でも、月明かりで明るく照らし出される。
しかしせっかく遠征してきたのに眼視できないのは残念である。写真だけなら長野市内の自宅でも撮れただろうか、、、?
この日の撤収時の気温は↓氷点下4度。
いよいよ遠征は寒さとの戦いになってきたかな。
2015.10.31-11.1(11/1up)
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