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いつもは、こちらの「海外コンテストカレンダー」のページに出てくるコンテストから参加コンテストを選んでいるのだが、この週末は、カナダのブリティッシュコロンビアのQSOパーティしか掲載が無かった。
先月の1/14に北米QSOパーティーにも参加したが、3局しか交信できず、暇を持て余す参加となった。
と言う事で今回は、北米中心のコンテストは避けて、「WA7BNM Contest Calendar」の中からEU中心のCWコンテストで、時間的に都合の良いコンテストと言う事でBSCIコンテストを選んだ次第である。
さて、前置きが長くなったが、コンテスト開始は日本時間土曜日の21時からであった。
と言っても、前回のHA-DXコンテストの結果から、それ程慌てる事は無い様なので、今回は長野6mAMロールコールに30分ほど参加してからの参戦とした。
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案の定、21時台は、アジア圏ロシアと中央アジアのカザフスタンの3局がやっとであった。
22時台になって、ようやくウクライナが1局交信できたが、まだまだ開けてこない感じ。
23時半を回った頃から、西ヨーロッパあたりから夜に入り始めて、ラトビア、ハンガリー辺りが聞こえだした。
それでもまだペースは上がらず、23時24時台は3局づつ。それでも24時台の終わりにはスウェーデンの局と交信できた。
1時台に入って、黒海周辺国がグレーラインに入ったのか、イタリア、スロベニア、ブルガリア局も聞こえてきて、1時台は一気に10局の新局と交信できた。
2時を回ったところで、だいぶ疲れてきたのと、聞いた局ばかりになってきたので、この日は2時半に就寝。
もう少し粘った方が良かっただろうか、、、
一旦寝床について、次に目を覚ましたのは5時過ぎ。約3時間弱位の睡眠か。寝起きでうっかりして、コンテストに関係ない普通にCQを出しているEUロシア局を呼んでしまって、とりあえず普通にレポート交換QSOをする。
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いかん、いかん、他のコンテストも開催されているので、間違わないように呼ばないと!
注意しながら、7MHzでウクライナ、ブルガリア局と交信した後、ローカルの早起きQSOにブレークをかけて少し息抜き。
再び復帰して、6時台に3.5MHzでウクライナ、セルビア辺りと3局、7時台に7MHzでウクライナ局と1局交信した所で、Lowバンドはかなり信号が弱くなってあまり聞こえなくなる。完全に夜が明けてローバンドのコンディションが落ちた様である。
明るくなったのでハイバンドのコンディションが上がってくるのだが、朝のうちはアメリカ方面しか聞こえないので、BSCIコンテストに参加のEU局にとっては、まだまだ夜なので、ほとんどが3.5/7MHzの運用が主体で当分聞こえてきそうにない。
朝のローカルQSOで、6m/HF兼用のループアンテナでの、6mの飛びが悪いと指摘された。う~ん、HFでは普通に飛んでる感じだけど、6mではうまく乗らない状況なのだろうか?
コンテストの大勢には影響なさそうだが、少し気になる。コンテスト局も聞こえなくなったので、一度釣り竿を縮めて、ループの天頂の辺のワイヤーが長くなる様に少しワイヤーをずらそうとしたら、釣り竿が凍ってて縮まない。
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洗面台からドライヤーを持って来て、釣り竿のつなぎ目を温めて、凍結を融かしつつ縮めてなんとか天頂の辺が長くなる様にワイヤーをずらしてみたりした。形状的にはデルタループなので、天頂の辺が長くなった方が多少飛びは良くなりそうだが、、、、
釣り竿ループを直した後、一旦また寝る事にする。9時ごろに寝て11時過ぎに目を覚ました。
まだ少し早いが、適当にお昼を食べながら、RBNを眺めていると、14MHzでまだ未交信だったマーシャル諸島が出ていたので早速呼んでニューエンティティをゲット。
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その後、14MHz帯でも、13時台にアジア圏ロシア、14時台に中央アジアとEU圏ロシア16時台になってやっと黒海近隣国、17時台にハンガリー辺りとつながるが、局数はそれほど多くない。
結局、18時少し前のウクライナ局を最後に、後は既に交信済みの強力な局のみとなり、それも次第に弱くなっていく。
たまに14MHzでも、19時20時台に聞こえていることもあるのだが、今回は、このまま終了となった。
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交信局数は、のべ43局。まあ、少しマイナーなコンテストなのでこんなものだろうか。
とりあえず、コンテストの合間にニューエンティティも一つゲット出来たので良しとしよう。
2018.2.3-4 (2/5 Up)