この日は、撮影場所の雪かきをして場所確保した物の、電源逆接トラブルでスカイセンサーが使えず、手動導入できる対象と言う事で、北斗七星近くのM51子持ち銀河を先ず撮影した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8d/a7172ede8fca595bdcac55d681ddb68e.jpg)
【M51 子持ち銀河 おおぐま座の渦巻銀河】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
GPD赤道儀+HAL110+SS2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:128秒x11枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県佐久市臼田 撮影日:2016/2/11 00:53-01:40
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整
今回、スカイセンサーを壊してしまった為、手動で導入した後、2軸コントローラで追尾しての撮影であったが、スカイセンサーに加えて、カメラ用の電源も壊してしまった為、撮影は電池による撮影である。
真冬の雪の上での撮影で氷点下10度程になっている為、電池の持ち時間が1時間ちょっと位しか持たない為、あまり沢山は撮影できなかったが、GPD+HALのおかげか、何とか11枚使用出来た。
前回、前々回の撮影と比べると、雲間をぬって撮影した前回よりは少しコントラスト良く撮れているが、富士山で撮った前々回に比べると多少淡い部分の写りが落ちる感じである。
ただ前々回はだいぶピントと追尾が甘い所が有ったので、その部分においては、前回よりは悪いが、前々回よりはましと言った感じで、コントラストもピントや追尾もちょうど前回と前々回の中間ぐらいの出来上がりとなった。
コントラストの差は、2000mの富士山五合目と、900mの臼田の高度差によるところも大きいかもしれない、、、、
いずれにしても、最悪は坊主になる所を何とか撮った物なので、これはこれで十分な成果だろうか。
2016.2.11(10/24Up)