この日は、高校の剣道部のOB会が有ったので、遠征は出来ない。実家での観望予定。OB会から帰ってきた時には、夏の大三角、はくちょう座、さそり座位まで見えている。お!これは行けるか!と、先ずは雲間のさそり座でも撮っておこうかとカメラの準備をして再び外に出てきた時には、一面雲に覆われて、星が全く見えなくなっていた(泣)
月の昇る頃には晴れる事を祈りつつ、取りあえず一眠りして、2時頃再び起きて外に出るが、かなり厚そうな雲に一面覆われている。しばらく外で様子を見るとポツポツ雨が降ってきた。2時40分頃の潜入の時間になる頃には、雷も鳴り出して、大粒の雨になってきた。
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【↑東の空に光る雷】
その後もどんどん雨足は強くなり、雷も激しくなる。慌てて、家中の窓という窓を閉めて回ら無ければ雨が吹き込む始末。
窓を閉めてしばらく2階の窓から、恨めしそうに雨空を見ていたが、どうせだから雷でも写してみようと、二階の窓からカメラを外に出し、CHDKのインターバルタイマーで連続撮影を試みた。
雷を写してみるのは初めてなので、露出がかなり難しい。
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↑最初のうちは光ると完全に露出オーバー!
雷の光る時間は短いので、ISO感度を100まで落として雷に露出を合わせ、シャッターは3秒程開く様にして撮影。それでもほとんどの雷の稲妻は雲の向こう側で光っていて、下手すると只の曇りの日の写真?的な出来上がりになってしまう。
そんな中でもたまたま稲光が写ったのが、一番上の写真と下の数枚。
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写しているうちに、金星が出てくる時間もすっかり過ぎていた。もちろんこの雷雨では見えるはずもないのでどうしようもないのだが、、、、、
と言う事で、夏休みのペルセウス流星群に続いて金星食も惨敗。今年は食イベントが日面通過も含めて5つ有ったが2勝3敗と負け越しだ、、、、まあ、お天道様には逆らえないのが天文趣味の辛い所だ。
2012.8.14(8/14)