ぐんぐん下がったが、風が無いので、思ったほどに体感温度は寒く
なかった。もちろん防寒対策で、アンダータイツ2枚履き、オーバー
パンツ2枚重ね、ダウンジャケット2枚重ねと、貼るカイロをおなかと
背中に張って万全の装備?での撮影だ。
M101を撮影している時に、東南の空を見るとしし座の左下に、見覚えの
ある四角い星座が有った。初心者のくっしーは忘れていたのだが、
からす座だ。三鷹でオリオン以外のメシエ天体を初めて写した時に、
探す目安とした星座。
そう、もうM104ソンブレロ銀河も上がってきているのだった。
という事で、M101をそこそこに切り上げて、薄明が来る前にM104に
鏡筒を向けて撮影した。
【↑M104ソンブレロ銀河】
【共通:SM-R125S/D:130 f:720 IXY 30S ISO:3200 F:2.0 f=4.9mm
撮影場所:山梨県南都留郡 Registaxでコンポジット
→YIMGでトリミング・かぶり補正・ガンマ・サイズ調整】
UW9mm 80倍 LPS-P2使用 S:64秒 20コマ 撮影日:2012/1/4 4:51-5:23
前回のM104の撮影では、まだIXY910isで15秒撮影、倍率も26倍だった事
も有り、はっきり言って、画面のシミ程度にしか見えなかったM104
ソンブレロ銀河。でも、三鷹でも確認できる明るい天体なので、
9mmを使っても十分明るく写る。↓
【↑コンポジットとリサイズのみでノートリミング&未処理のM104】
倍率が稼げたので、8分角のM104もそこそこ大きく捉える事ができた。
そのエッジオンの姿は、中央を走る暗黒帯もクッキリ写り、その名前の
由来になっているソンブレロハットの様な形にしっかり写っている。
ちょっと横の広がりが短めに写っているような、或いは縦に少し
伸びている様な写りではあるが、その姿から十分ソンブレロを連想
できる写りだ。
こうなってくると、もう少し倍率を稼ぎたくなるような対象だ。
残念ながらちょうどいい倍率になるアイピースの手持ちが無く、
次は6mm120倍と成るとFも4.5位になり、さすがに厳しいだろうか?
2012.1.3-4(1/13)
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くっしー
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くっしー
hoso
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