くっしーの徒然日記

遠かった!(胎内星まつり)

8月25日・26日にかけて、新潟の『胎内星まつり』に行ってきた。

8月の頭に原村の星まつりに行ったのだが、家内が仕事の都合で行けなかった事もあり、ちょっと遠いけど『胎内星まつり』へ2人で行く事に成っていた。


いつもの様に、土曜の3時頃に出発して、朝一の現地入り。胎内星まつりは、日本で一番大きな星まつりとの事で、東京から遠い事もあり、今年初めての参加である。

8時過ぎに現地に到着。車をどこに止めて良いのか良く判らない。『場所取り』の話はちょっとネットで見かけたが、確かに駐車場の場所確保の綱や物があちこちに置いてある。取り敢えず、道路沿いの縦列駐車スペースに空きがあったので、そこに止めて、先ずはメイン会場へ行ってみた。


【↑朝一のメインステージは誰もいなかった】

メインステージとなっているのは、胎内自然天文館の前のステージ。天文ドーム内には、一般観望に使っている60cmのカセグレンが収まっている。

更にその奥にテントの立ち並ぶスペースがあり、朝一はほとんどしまっていたが、昼過ぎにはかなりのテントが開店して、にぎわい始めた。


【だいぶにぎわい始めたテント会場】

テント前では、昨年の原村以来の、minoruさんと、ひぽぽたますさんを発見し、ご挨拶。


【8cm双眼のminoruさんとひぽぽたますさん(白シャツ)のソーラマックス】

ちなみに、胎内は標高が低いせいか、昼間ものすごく暑い。レストランで涼んだり、天文館の中で涼を取りながら、昼間を過ごした。


↑夕方からの抽選大会の様子。私の番号は朝8時頃に頂いた、94番と103番。番号は1500番台まで有ったから、たぶん土曜の受付者数が、16時までに1500人以上と言う事になる。なんだかんだ100人位の当選者はいたと思うが、残念ながら何も当たらず(泣)


【↑オークションの様子、司会進行は柳家小ゑん師匠でした】

オークションは、レストラン裏手の平らな芝生広場?で開催。

オークションが終わる頃には、沈む夕日が、空を赤く染めていた。

↑嫁さんのリクエストで撮影したが、右上の電線の写らない所まで移動したかったが、間に合わないので、電線はご愛敬という事で。


ちなみに、この日、建物の日陰で涼んでいる時に、『あの、剣道やられていませんか?』と聞いてくるおじさんが一人。なんと以前、電脳剣士稽古会でご一緒したAmaiさんだった。なんでもこちらが地元で、星空コンサートのステージにも立つとか。いやしかし、世間は狭いですね~!

【↑ホーム・スイート・ホームのAmaiさん(中央)】


コンサートの終わる頃、テント広場は、沢山の人出で大にぎわい状態。たぶん原村より人出は多い感じ。でもテントの明かりが煌々と付いてるから見にくいと思うんだけど、、、、ちなみに、巨砲は原村の方が多い感じだ。


【↑21時過ぎの夏の大三角方向の空】

空は、一部雲が出ているが晴れている所もある。会場回りでは、イベント関係の明かりが明るくて天の川が肉眼で確認しずらい感じ。

この後、私と家内は、23時の回で、天文台の60cmでM31を見せて貰った。さすがにかなりバジルの部分が明るく見えていた。

月の沈む11時過ぎには、テント広場はさらに人が増えて、大きな望遠鏡は長蛇の列が出来ていた。お陰で、並んで見せて貰うのもちょっと大変な状況なのでもう少し後で見ようと一旦パス。

家内が疲れたとの事なので、一旦車に戻り仮眠を取る。2時過ぎに起き出してテント広場に行くと既にほとんどの望遠鏡が撤収されていた。ありゃ、結構早く店じまいするのね。見せて貰い損ねた。


【↑カシオペア方向の天の川】レストラン裏芝生広場にて
02:18 IXY30S 28mm相当 Iso800 F2.0 S32秒

2時過ぎになると、夏の大三角のあたりは曇っていたが、カシオペア辺りの天の川が肉眼で見えていた。


【↑ちなみにたまたま、暗めの流星が一個写っていた。】

東の空には、ぎょしゃ座、すばる、木星、金星、昇り始めたオリオンが夜空の共演をしていた。

02:42 IXY30S 28mm相当 Iso800 F2.0 S32秒
↑東の低空には少し薄雲がある様だ。

ちなみに、レストラン裏の芝生広場は、こんな感じで撮影する人、寝転がって夜空を見る人、結構気ままな感じ。


撮影するなら、ここか植樹広場がポイントだが、ここはトイレの明かり、植樹広場は、テントの明かりが気になる所だ。

会場全体に、少し明かりが多い感じで、ちょっと原村よりは撮影向きで無いかも知れない。ただ、人の数は原村よりかなり多かった感じである。

と言う事で、日本最大というだけあって、かなり賑わっていた胎内星まつりを後にして、3時過ぎに胎内を離れた。三鷹までは、片道360km、5時間の道のり。特に関越は比較的真っ直ぐな部分が多く単調なので、帰り道で、かなり眠くて辛かった。往復で10時間はやっぱり遠いな~、、、

2012.8.25-26(8/26)

コメント一覧

くっしー
Nikon 8cmさん

基本的に、8月最終週の土日とか決まってるんだと思います。月が大きくても小さくても、月は月で一般の人には楽しめる天体なので、あまり新月にこだわらないんじゃないかと思いますね。

たくさんの種類の異なる望遠鏡が集まっているので、覗いて見比べが出来ますね。この辺も星まつりの楽しみの一つでしょうね。でも今回人出が多くて長蛇の列になってる所も少なくなかったので、一通り見て回るのは結構気合がいりますね。
くっしー
minoruさん、いらっしゃいませ。

胎内では、一年ぶりにお会いして、お話が出来て良かったです。また、オフセット双眼望遠鏡も覗かせていただきありがとうございました。

確かに胎内の空は暗いですね。近くに明かりの無い所に行けば、カシオペアからペルセウスの先辺りまで、肉眼で天の川が確認できます物ね。観望場所の周りももう少し明かりが暗くなると良く見えるんでしょうね。でもあまり暗くすると一般の人には近寄りがたくなってしまうかもしれませんね。

今回、オフセット双眼見せていただいて、目幅もピンとも合うんですが、なぜか月の下側は重なっている様に見えるのに、上側が左右像がずれている(少し大きさが違って見えました)って感じで、あまりうまく覗けませんでした。う~ん、何が悪かったのかな?去年は良く見えたのに、、、
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

遠路お疲れさまでした。

せっかく空の暗い場所でやるのに新月期を外して開催するのは、毎年決まった時期にやるからなのかなあと思いましたが、もしかしたら月も面白い観望対象なので敢えて新月期を外しているのかなあとも思えてきましたが、どうなんでしょうか?

いろいろな望遠鏡を見ることが出来るのは面白そうですね。実際に覗くチャンスがあるというのがイイです。
minoru
くっしーさん、こんばんは。
遠路お越しいただきありがとうございます。
350kmお疲れ様でした。

空の暗さは原村以上だと思っています。

私が胎内に参加してわざわざメイン広場に設置してるのは、たくさんの人に月や木星等を見てもらって喜んでもらえるからです。
オフセット双眼、初心者だとなかなか両眼で見ることができず、「まず眼幅を合わせて、それからピントをあわせてね」そしてピントがあった瞬間「オー」となるんですね。
そして、ほとんどの人が「こっちの月がきれい」といっていただけます。
大口径、はしごの上の不安定な体勢そして片眼より、両眼で、いすに座って、ゆったりと見ていただく結果と思ってます。
夜半過ぎの木星、20cm反射所有の方に「今まで見た木星で一番」と言われました。まお世辞もあるでしょうけど。
くっしーさん、もう少し時間をかければオフセット双眼の魅力にはまるかも?です。
くっしー
http://air.ap.teacup.com/kussy/
スタパオーナーさん、こんばんわ。

胎内、ものすごい人出でしたよ。天気もそこそこ良かったこともあるんでしょうけど、車以外での交通アクセスも、バスが23時まで有るなど充実していましたし。

でも、やっぱり距離が少し遠いですね。関東圏からは、なかなか気合いを入れないと行けないですね。抽選会の当選者の住所を聞いていると、東北の方等もいましたが、地元近くの新潟市の方とかも結構多かったようです。
スタパオーナー
http://www.star-party.jp
胎内レポートありがとうございます。
なかなかの賑わいのようで楽しそうですね。
一度は行きたいと思っているのですが、かなり遠そうですね。
原村の用に気軽に行けないのでどうしたものかと毎年残念な思いをしています。
くっしー
http://air.ap.teacup.com/kussy/
にぼしさん、こんばんわ。

今回は、色々と気になる物は有りましたが、物欲セーブモードで行ってきましたので、大した物は買ってきませんでした。

やっぱりどなたかの車に乗せて貰って行くなんてのが良いかもしれませんね。楽ちんだし移動も便利だし。結構バスで見に来ている人たちも沢山いるようでした。JRのツアーみたいなご一行さんも見かけましたし。

やっぱり遠いですよね。来年は参加は見送りかな、、、
にぼし
http://moon.ap.teacup.com/bmgsblog/
くっしーさんこんばんは。

天気の良い週末でしたので何処へ撮影の遠征かと思っておりましたらなんとまあ!胎内星まつりへお出かけだったとはいやはや参りました。

片道360km5時間の道のりを一泊二日の強行軍をこなしてしまうとはさすがくっしーさんですね。

天候も良く、イベントの方も楽しまれた様でなによりです、各メーカーのテントやオークション等何か収穫はありましたでしょうか?

胎内星まつりは学生の頃に2度程、一度目は当時の星仲間の70カローラに4人乗り込んでの貧乏旅行、二度目はバイク仲間と250ccオフ車2台でひたすら長距離移動でした。あまりの遠さに帰るのが嫌になった思い出があります。

私はもし胎内星まつりに今一度行くとしたらのんびり汽車の旅か、車なら他の人の運転でという軟弱さです、ちょっと遠すぎるんです(汗)

いやあ、ご無事で何より、本当にお疲れ様でした。
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