わし星雲の後、7cmの広画角で撮れそうな対象を思いつかなかったので、鏡筒を13cmに乗せ換えて、今度は銀河を狙って見る。そろそろ南中してきたしし座の後ろ足の下の方に有る、初撮影のNGC3521に鏡筒を向けて撮ってみる事にした。
【↑NGC3521 しし座の渦巻き銀河】
Vixen SM-R125S D:130 f:720 UW9mm 80倍 35mm版換算2240mm相当
LPS-P2使用 SP赤道儀+AL90+SkySenser2 コリメート法 合成F=3.7
PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:128秒x7 Noise減算:ON
撮影場所:山梨県鳴沢村 撮影日:2013/1/13 02:41-04:08
Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ
・5040mm相当にトリミング(44%)・サイズ調整
倍率を上げた事と、露出時間を128秒に延ばした事もあってかなり振動にシビアで、バランスの影響と思われるスリップ等によるブレ画像が大幅に増えてしまった。しょうがないので多少ブレを含んでる物も使う事にしたが、それでも23枚撮影した中で使えたのは7枚がやっとだった。
そんな訳で、少し解像度が悪い感じの写りになってしまった。NGC3521は、8.9等級、9分角の銀河としては、まずまずの大きさと等級なのだが、思った程は写ってくれなかった。
他の人の写真を見ると、こんな感じの写りをしているので、もう少し渦巻いている様子を期待したのだが、バルジ部分に少し暗黒帯?が見えてかろうじて渦巻いてるのが判るのがやっとだ。その周囲に続く淡い部分も、かろうじて写っている物の、あまりハッキリした写りにはならなかった。もう少し露光時間をかけてISOを落としてやらないと淡い部分は難しいだろうか。
2013.1.13(2/12)
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くっしー
Nikon8cm
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kame
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