くっしーの徒然日記

時間を延ばしてもあまり変わらない(M57)

さて、雲間からのM51の撮影を終えた後は、だいぶ晴れ間が広がって安定した天気になってきたように見えたので、次にM57を撮影してみた。


【↑M57 こと座の散光星雲】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2 UW9mm
80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
LPS-P2使用 コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x8コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/5/31 00:49-01:42
Yimgでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ
トリミング・サイズ調整

M57の撮影を始めた時は、快晴になっていたのだが、撮影が終わるころに外に出てみると又雲がかなり出ていて、結局つかえたコマは8枚しかなかった。

前回は、昨年のGWに、比較的空の明るい星の河川公園での撮影で、64秒露光が結構精いっぱいだったのだが、今回は暗い瑞垣なので、2分の露出を掛ける事が出来た。

しかしながら、M57はもともと明るくて、形もはっきりしているので、露出を2分にしても、画像処理での持ち上げる量が少なくなった程度で、あまり発色や細部の描写等の差がたいして見られない。

こんなことなら短い露光でコマ数を稼いだ方が、更にシャープな画像になったかもしれない。なんとも露出のしがいの無い星雲である(汗)

2014.5.31(11/14)

コメント一覧

bin-star
怪我なく、よかったですね。
安心しました。
くっしー
bin-starさん、ありがとうございます。
取り敢えず、本人も社宅も大丈夫です。詳細は明日にでもブログアップしようかと思っています。
bin-star
くっしーさん

地震の被害は出ていませんか?
大丈夫ですか?
くっしー
Bin-Starさん、こんにちわ。

町中ではさすがに綺麗な色を出すのが難しいですが、山では1分露出と2分露出で、思った程差がなかったという感じですね。
ちなみに、光学系の倍率は2200mm相当ですが、最終的にトリミングして40%位を切り出していますので、トリミング無しでこの画角にするには、5500mmほど必要になります。コリメートは良像範囲が狭いので、いつもトリミング前提で撮影しています。
くっしー
kameさん、こんにちわ。

そうですね。短くても良く写るので、無理に露出時間を延ばさずに、短時間露出で、追尾エラーの少ないシャープな画像を重ねた方が見栄えが良くなるような気がします。
Bin-Star
街中でも写りますが、露光のしがいがありませんでしたか。
濃淡を出すには結構難しいのかなと個人的には思っておりました。

2240mmでこのくらいの大きさに写るのですね。
参考になります。
kame
確かに惑星状星雲て、F値の暗い光学系や短めの露光時間でも意外と良く写る、光量のある対象が多いですよね。(^^;

私も最近、対象に応じて露光時間を変えたほうが良いんだろうな~などと思うんですが、そうなるとダークを沢山撮らないといけなくなるのが面倒で、ついつい同じ設定で撮ってしまいます。(^^;
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