くっしーの徒然日記

9cmで眼視追尾 (M42オリオン大星雲)

前回の眼視追尾の時に、視野に出る黒い影が斜鏡に
よる物と判明したので、今回は9cmを赤道儀に載せて
撮影してみる。

ガイド鏡に使ったのはTL-750。これも又取りあえず
ゴム紐で取り付けて、後は適当にスペーサの紙などを
挟んで方向を調整した。

でM42を撮影したのがこれ

SG90/D:90 f:1000 PL25mm
IXY 910IS ISO1600 S:10s F:2.8 f=4.6mm 5コマ

だんだんオリオンが西に傾く時間が早くなってきたので
余り沢山撮影できなかったので、出来の方はもう一つで
あるが、取りあえず真ん中に出る黒い影は無くなった物の
多少光軸ズレからか、左上が少しかぶって暗くなってしまった。

114mm反射よりコントラストが良いので15秒露光も試してみた。

SG90/D:90 f:1000 PL25mm
IXY 910IS ISO1600 S:15s F:2.8 f=4.6mm 1コマ

残念ながら、眼視で確認できるコントラストの違いも
東京の光害には今ひとつの効き目だったようで、やっぱり
星雲の光が光害でかき消されている感じなので1枚だけで
撮影を止めた。

翌日に8cmでM42を撮影してみたが↓星雲の色が今一つである。

Custom80/D:80 f:910 PL25mm
IXY 910IS ISO1600 S:10s F:2.8 f=4.6mm 3コマ

昨日より少し空の透明度が落ちているような感じもするし、
口径の差なのか空の差なのかは良く判らない。
更にはレンズのどっかに埃が付いてる見たいな陰も見えるし、、、

M42が庭から見えなくなった時間に、まだスバルが建物の
隙間から低く見えていたので、これも撮ってみた。
【↓仰角20度位に見えるすばる】

Custom80/D:80 f:910 PL25mm
IXY 910IS ISO1600 S:10s F:2.8 f=4.6mm 4コマ

加工前だとそれほど気にならないのだが、色補正して背景を
暗くすると、真ん中から左上がかぶり気味で暗くなってるのが
良く判る。コンデジの光軸を合わせるのが難しいと言った
感じである。残念ながら、ISO1600、10秒では青いガスまでは
捕らえられないようである。

しかし、M42もスバルも、今年はほぼ終わりかな。
明るいので撮影しやすい対称だったのだが、残念。
星雲や銀河で、この時期東京でもそれなりに見えて
写真に写りそうな物ってなんだろうな~、、、
先ずは、眼視で見つけないと!
2011.4.12~13(5/5)

コメント一覧

くっしー
色々と、光軸合わせについて今試行錯誤しています。
明るい部屋で合わせておくと言う手は有りますが、天体の導入や、
ピント合わせ、それに場合によっては倍率を変えたいと言う
要求に即座に対応できないので、何とか暗い中で上手く合わせる
方法を検討中です。

ちなみに、ISO感度の2倍は露光時間2倍と同じ露出量になります
から、Iso80/60秒はIso1600/3秒Iso6400/0.75秒と同等の光量です。
でも、同じ光量の場合はIso80の方が圧倒的にノイズ量が少なく良く写りまものね。
globefish
屈折でのコリメートは光軸合わせが大変ですよね。
ウチも光軸あわせは苦労してますよ。くっしーさん
となんら変わらないと思います。
もう根気以外のなにものでもありません。笑

カメラを一つだけしか使わないのであれば、
一度昼間にしっかりと光軸を合わせておいて、
二度とずれないようにしっかりネジを固定して
しまうと効果的かもしれませんかね?
まぁウチは60秒露光が可能なLUMIXと、モニタが
綺麗でピントあわせがしやすいRICHOとを乗せ
変える必要があるので無理なんですが。涙
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体観望・撮影(遠征地)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事