いつもの鳴沢村は、過去の星景写真で見ると7~8度位までしかみえない。ガリバーは行った事がないので、とりあえず、ガリバーに行って見て、様子を見て駄目なら、今日は彗星はあきらめる事にした。
河口湖ICを降りて、いつものコンビニに寄ると、そこから見える富士山は少しかすんでいるような?
コンビニで晩ご飯を仕入れて、ガリバーに向かうと途中の道路沿いの温度計は、21度を示している。こりゃ富士山も、もう春か?
ガリバーは途中まで一度行った事があるが、最終的な駐車場の場所は今回初めてで、少し迷いながら、なんとかたどり着いた。
太陽が傾きかけた西方向を見るとちょうど太陽が沈もうとする方向に山があって、あまり低空が見えない。こりゃ彗星は無理だな、、、、と言う事でこのままガリバーで撮影しようかとも思ったが、今日は夜半には西から雲がやってくるようなGPV予報だったので、少しでも東の方が良いだろうかと、いつもの鳴沢村に取ってかえした。
いつもの駐車場について、準備をしていると、とりぷるあいさんが登場、少ししてモカのパパさんも登場。でも明るいうちにお顔を見る事が無かったので、直ぐには気がつきませんでしたが、、、、(汗)
そのほかにも、以前お会いしたTさん、今回お初?のKさん達とも色々とお話ししながらの撮影となりました。
【↑右がモカのパパさん、奥がとりぷるあいさん】
準備を有る程度済ませて、カメラを取り付けて光軸を合わせている最中に、カメラの電源が切れた。あれ、どうなってるの?
テスターを引っ張り出して、色々調べると、コネクタから自作カップラーの所で電圧が来なくなっているようだ。細いドライバーを持ってきてなかったので、モカのパパさんに借りて、カップラーをバラして断線箇所を特定。何とか仮止めで電源供給できる様になり、事なきを得た。
ここのところ赤道儀の赤経の滑りが気になる感じなので、今回は、赤経側のクラッチを外して、ギアを直接止めて使用してみた。また、低温でグリスが堅くなってバランスが判りずらいのでヒータを一本赤道儀にも巻いてみた。
クラッチの無い分は、多少滑りに関して改善したような感じであるが、ヒータはあんまり効いていないのか、相変わらずバランスは良く判らない。でも冬場あまり聞こえなかった、ステッピングモータの回るときの『カタカタ』音が、今日は聞こえていたので多少の効果は有ったのだろうか?まあ、詳細なところは、画像処理をした時点で報告の予定。
撮影は、7時半頃からスタート。まだ少し空が明るいが、暗くなってきた画像から使えばいいやと、少し早めにスタートさせた。
この日は12時過ぎから雲が出るGPV予報だったが、見事に予報通り12時半頃に南の方に雲がわいてきた。
ちょうどしし座辺りを撮影していたのだが、だんだん雲が広がり始め、時折、生暖かい風が吹くようになった。それまでの気温は0度を少し切る位の温度でここにしてはたいして寒くないな程度だったのが、まるでお化けでも出そうな生暖かい風が吹いて、気温は一気に10度近くに跳ね上がった。
モカのパパさんが、『こんなに温度が変わったら、ピントがむちゃくちゃだよ』と言っていたのを聞いて、そんな物なのかと聞いていたが、いざ1時半前に撮影の区切りが終わって、画像を見てびっくり!
↑1時以降の画像は、軒並みピンぼけ!こんなに変わる物なんだと、改めてびっくりした。
1時をすぎる頃には、雲で、全体に空がかすんで来ているような、無いような微妙な空。しし座の辺りの撮影画像も全体的に少し白くなってきていた。まだ北斗七星辺りは大丈夫そうな感じだが、もういくらも持たないのでは無いかと思い、この日は早々に撤収する事にした。
みなさんにご挨拶してから、一足お先に帰られたモカのパパさんに続いて帰途についたのは、2時15分頃だった。三鷹には4時前に帰着、一風呂浴びて、ビールを飲んでから布団に入った。
2013.3.9-10(3/10)
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