ちょうど晴れ間が見え始めたばかりらしくて、起きてる人は、みんな慌ててセッティングをしている所。少し広場をウロウロすると、
50cmのドブのお兄さん↑が『おっ、彗星が入った』って言ってるのが聞こえたので、近づいていって、順番に見せて貰う。(このお兄さんは、下にカキコしてくれた大森さんでした)
『お!これがガラッド彗星か!』って感じで視野にぼうっとひかる光芒がハッキリ見えた。完全には晴れてないのか透明度が悪いのか、残念ながら尻尾までは見えなかったが、それでも銀河や星雲・星団とちがう光芒に見入ってしまう。
その後、後ろに並んだ人も見せて貰っていたが一通り近くにいた人が見終わると今度はお兄さん、ちょいちょいっと向きを変えて、あっという間に次の天体を入れて『今度はM2です』って。凄い。自動導入要らないじゃん!覗いてみると、つぶつぶざらざらに見える球状星団が写っていた。おおこれがM2か!まだ見た事がないはずと思いながら50cmでみる球状星団を楽しませて貰う。家内も来て、一緒に見せて貰う。
また近くの人が一通り見たら次の天体を導入してくれた。M57リング状星雲だ。これもくっしーは初めてみる。おお~こんなにハッキリわっかになってる~!家内と2人で驚きながら見せて貰った。その後M27、こと座のWW、はくちょう座のアルビレオを見せて貰った。
そうこうしている内に又少し曇ってきた。しばらく隣で待っていたが、晴れそうになくて、駄目ですかね?って言いながら、お礼を言ってその場を少し離れたら、また晴れてきた。慌てて戻って来てまた見せて貰う。次に見せてくれた網状星雲は少し透明度が悪いのでわずかに見えているって感じだった。その後、2重星団等を見せて貰った。少し又曇り気味に成ってきたので、今度はガニメデの影がハッキリと写った木星を見せてくれた。こんなにハッキリ衛星の影の見える木星は初めてみた。さすが50cm。
でもだんだん雲が多く成ってきて、とうとう木星位しか見えなくなってしまった。
お兄さんにお礼を言って他の所を見ると、minoruさんが出てきて木星を導入していたので、一台、双眼8cmF15をお借りして木星を見せて貰った。なんだか右目側がぼやけるなと思ったら、上側のレンズが曇っていた。minoruさんがホントは良くないんだけどと言いながら、軽くレンズの水滴を押して取ってくれた。木星は雲に隠れたり見えたりしながらの空だが、再び双眼で木星を導入。上手く視軸が合う様に鏡筒を動かすと綺麗に一つの像に結像して木星が見えた!と思ってる間に又雲に消えてしまった。
その後しばらく空を見上げるが、そのまま曇ったまま、辺りは、少し明るくなって来た様な感じである。曇り空なので、普段より明るくは成らない感じだが、もうこれで観望もお終いである。もう少し明るくなったら帰路に就くことにして、minoruさんにお礼を言って車に戻った。
車で、帰り支度をして、多少周りが明るくなった頃に東京に向けて、車を走らせた。帰り道も早朝なのですいていて、快調に高速道路を走るが、大月辺りで少し眠くなってきた。やばいやばいと、談合坂のSAに入り、トイレと眠気の覚ましのガムを手に入れて戻ってくると、車のライトが点きっぱなしだ!
やばい!バッテリーは9Ahのバイク用↑だから、直ぐに上がってしまう。案の定、慌ててライトを消したがもう既にセルは回らない。丁度隣の車のドライバーが帰ってきたので、ブースターケーブルをつないで掛けさせて貰う。無事に掛かって、再び東京に向けて出発。
SAを出る所で、パワーウインドウの動きが渋い。あれ?引っかかったかな?しょうがないと余り気にせずそのまま本線へ出る。ふと気が付くとタコメータが回っていない。『あれ、おかしいな?』ウインカーを出しても、ウンともスンとも言わない!やっべーこりゃ電装系のトラブルだ!そう言えばアクセルの付きも良くない。まずい、これはその内バッテリー切れで止まるパターンだ!!
思わず左端の車線に入り、80km/hでいける所まで行く事にする。今SA出た所だから、次のPAまで持たないよな、と思いつつ運転するが、案の定、次の出口やPAまで持たず、エンジンが吹けなくなって、完全にパワーダウン。慣性で走ってる感じ。見通しの良さそうな直線に近い部分の路側帯に車を止める。
JAFに状況を連絡して救援を依頼する。JAFを呼ぶのは3年ぶりぐらいだろうか、、、
前に一件救援が入ってるらしく、到着に40分位かかるとか。追突される可能性が有るとかで、車を降りて、路側帯に折り畳み椅子を出して、暇つぶしに買ったばかりのまだ読んでない星ナビと天ガを持って来てたので、それを読みながらJAFを待つ。
30分位で、2台車が来た。一台は、発煙筒を炊いて、右に寄れの合図をする担当。一台はローダー。取りあえずローダに載せて次の藤野PAまで行く。PAまで後数km、後少しで出られたのに、、、、
PAで一旦車を降ろし、救援のおじさんがボンネットを開けて状況を確認する。ブースタケーブルをつないでエンジンを掛けると掛かるが、バッテリーの電圧が低く、オルタネータから電気が来てないとか。オルタネータのF端子は狭くて見れないけど、たぶん発電器トラブルで、ここでは治らないだろうとの診断で三鷹の自宅まで車を運んで貰うことにする。
救援のおじさんに、『任意保険入ってる?どこの?ロードアシスト付いてる?』と聞かれて『東京海上。付いてるはず!』と保険会社に電話して、ロードアシストを受ける要請をした。おじさん曰く、保険会社によってロードアシストで払ってくれる上限額が異なり、東京海上は一番沢山出て、100km位運んで貰っても大丈夫とか。お陰で、自宅までの50kmのレッカー代2万6千円を払わずに、無事に三鷹まで運んで貰えた。
実はこの日は11時から三鷹剣連の手伝いで、西東京合同稽古の受付と笛吹きをやる事になっていて、本来なら、仮眠してから行く予定だったが、時間が無く帰ってシャワーを浴びて直ぐに手伝いに行った。夕方手伝いから戻って、晩ご飯を食べたら一気に疲れが出て、7時にバタンキューで寝た。ジャンクも車の修理も又明日以降だ、、、、
しかし、楽しかったけど疲れた。長い2日だった。
2011/8/7(8/8)
オルタネータ分解・修理編
C83Aミラージュ オルタネータ 分解
C83Aミラージュ オルタネーター修理
また、壊れた?C83Aミラージュオルタネータ修理その2
コメント一覧
くっしー@四国の実家
底抜け
くっしー
貧スタ
くっしー
沼尻
くっしー
大森
くっしー
沼尻
くっしー
くっしー
くっしー
NIkon 8cm
貧スタ
最新の画像もっと見る
最近の「天体観望・撮影(遠征地)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事