くっしーの徒然日記

少し淡いか?(M74)

さて、昨年の10月の新月期の湯の丸高原遠征の続きである。

この日は、NGC891を撮影した後、南中を少し過ぎたM74を撮影してみた。


【↑M74うお座の渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPE赤道儀+AL90
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法
35mm版換算2240mm相当 合成F3.7 ISO:3200 S:128秒x8枚
撮影日:2014/10/25 00:01-01:15 撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlatAideでFlat補正→Gimpでトリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

ひとつ前に撮影したNGC891は銀河を真横から見たエッジオン銀河だったが、M74は銀河を真上から見たフェイスオン銀河だ。

今回の写りは、淡いM74としては、まずまずの写りで、銀河の腕が特徴的に90°曲がっている所や、淡く広がっていくところもいくらか写った感じである。

ただ前回の撮影結果と比べると、いくらか淡く広がった部分の写りが少し薄いような気もする。

前回は、同じ年の1月にmx25hさんの観測所で撮影している。この時と露出時間は同じだが、枚数的に少しスタックする数が少なかったせいか、それとも、空の暗さがmx25hさんの観測所の方が暗かったのかと言ったところでの差であろうか。

この日の80倍での撮影結果を見ると、スタックに耐えうる写りは50%位しか無く、赤道儀の調子も、今一つだったようでもある。

2014.10.25(2015/10/1)

コメント一覧

くっしー
kameさん、こんにちわ。

そうですね。前回の遠征でGPD+HALを使った時に割と成功率が高かったので、今度も再撮影に挑戦してみたいですね。
エッジオン銀河は、露出時間のさほどの写りの差は出ませんが、フェイスオン銀河だとかなり聞いてくるので、総露光時間を延ばしてあげてもかなり効果が有りそうですね。
kame
前回のエッジオンと対象的に、今回は美しくも淡い淡いフェイスオンのM74。
総露光時間16分程度でここまで写れば、大成果かと思います。(^^

前回の2/3程度の総露光時間で、前回と同じくらい写っておられるところを見ると、スカイコンディションもなかなか良かったのではないでしょうか?

しかしこうなると赤道儀の不調が悔やまれますね。(^^;

前回の遠征で投入された新機材でリトライされれば、更にそう露光時間を安定して稼げそうですね。(^^
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