今年最初の1月9日の臼田への遠征では、M1、モンキーの後は、くじら銀河を撮影してみた。
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【↑NGC4631 くじら銀河と伴銀河のNGC4627 りょうけん座の銀河】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
GPD赤道儀+HAL110+SS2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:128秒x21枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県湯の丸高原 撮影日:2016/1/10 02:56-04:35
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整
くじら銀河は、細長い形く少し魚のような形をしており、伴銀河のNGC4627と合わせて、まるで潮を吹いているくじらのように見える銀河である。
見かけ上の大きさは長手方向に約9分角、明るさは9等級ほどのエッジオン銀河である。
前回撮影したのは、ほぼ1年前の瑞垣近辺である。前回の画像と比べると、スタック枚数が倍くらいに増えた事も有り、画像がいくらか滑らかになっただろうか。ただ細部の解像度はそれほど変わらない感じではあるが、ノイズが減った分、多少細かい所まで見える感じであろうか。
また、エッジオン銀河なので、あまり淡い部分が少ないせいか、写る形自体はそれほど変わった様には捉えられていないかな、とも思える。
まあ、それなりに写ってくれているかなと言った所であろうか。
2016.1.10(9/16Up)