くっしーの徒然日記

透明度の悪かった夜も明ける(M2)

7月15日の木星食の夜の撮影も、だんだんと終わりが近づき、薄明が迫ってきた。

M27を撮影し終わって、次に鏡筒を向けたのは、まだ三鷹で初期の頃に撮った写真しか無いM2を撮影した。


【↑M2 みずがめ座の球状星団】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 
IXY 30S ISO:3200 F:2.0 f=4.9mm S:32秒x11コマ NR無し
撮影日:2012/7/16 03:08-03:31 撮影場所:山梨県南都留郡鳴沢村
YIMGでダーク減算→Registaxでコンポジット→YIMGで回転/トリミング
→GIMP2で、トーンカーブ調整/リサイズ

M2の写りは、はじめのM3やM13と同様に、今ひとつの写りである。なんとなく星団の色合いが良く出ていない感じである。

撮影が進むにつれて、空の状況が改善したのかと言う思いもあったのだが、そういうわけでもなさそうだ。

やはり球状星団や銀河のような比較的白っぽい天体の方が、薄雲の影響を受け易いのかも知れない。

以前の三鷹からの画像よりはだいぶましではあるものの、また条件の良い時に撮り直したい物の仲間入りだな。


【↑夜明け前の、月と木星と金星とすばるの共演】

という事で、透明度の今ひとつだった木星食の夜も夜明けを迎えて、東の空には、月と金星、木星が昇ってきた。

昨日の昼間は、この月が見つけられなかったんだと思いながら、三鷹への帰途についた。

2012.7.16(8/30)
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