くっしーの徒然日記

思ったほどは、はっきり写らない(M101)

さて、パンスターズ彗星(C2011 L4)の三鷹での観測も、望遠鏡での撮影は出来ていないが、眼視・カメラ撮影と、概ね満足できる結果が出たので、ほぼ現状でやりたい事は一段落した。

さすがに、三鷹駅のJRの陸橋の上で、望遠鏡と赤道儀を構えての撮影はちょっと根性がいるので、、、山での楽しみに取っておく事にしよう。

と言う事で、話は2月16日の鳴沢村遠征の夜に戻る。この日は、しし座の銀河トリオ、M63ひまわり銀河と撮影した後は、鏡筒を少しだけずらせて、M101回転花火銀河を撮影した。


【↑M101回転花火銀河 おおぐま座の渦巻き銀河】
Vixen SM-R125S D:130 f:720 UW9mm 80倍 35mm版換算2240mm相当
SP赤道儀+AL90+SkySenser2 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
コリメート法 合成F=3.7 S:101秒x7 Noise減算:ON
撮影場所:山梨県鳴沢村 撮影日:2013/2/17 03:08-04:32
Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ
・43%にトリミング(35mm版換算5243mm相当)・サイズ調整

ひとつ前のM63の撮影からどうもバランスが良くない感じであり、相変わらず流れが大きく、29コマ撮影のうち、7コマしか使えなかった。やっぱり早く赤道儀を何とかしないと撮影効率が悪くていけない、、、、、

M101は、昨年、超新星が現れた時に、数回撮影したが、淡い対象で、なかなかM51の様に、腕の周りの淡い部分がはっきりとは写らず、腕が渦巻いているその周辺の広がりの部分はかなり淡い感じの写りだった。

今回は追尾エラーの関係で7枚しかスタック出来なかったので、相変わらずはっきりした腕は描写できていないが、以前の写りよりは少し改善しているかな?って感じだろうか。
ただLPS-P2フィルターを使用していない分、銀河の色が出た感じではあるだろうか。

昨年の冬に確認できた超新星は、さすがにもう見えなくなっている様である。

いずれにしても、もう少しはっきり写ってくれると嬉しいのだが、、、、

2013.2.17(3/15)

コメント一覧

くっしー
Nikon 8cmさん、こんばんわ

なかなか淡くて、コリメートには少し辛い対象ですね。
確かに、山での銀河撮影はP2フィルター無しの方が良さそうです。最近は銀河は無し、散光星雲(特に赤いの)は有りってしてます。ただし三鷹からの自宅取りは、銀河でも有りですが、、、、
くっしー
kameさん、こんばんわ

そうですね。なかなか沢山撮っても、うまく使えないので、困りものです。実は、あまりに効率が悪いので、先ずはと、あまり使ってなかったGPEの再OHをしたんですが、、、、
Nikon8cm
くっしーさん

M101はデカイけどホント淡いですよね。でも青みを帯びた姿が魅力的なので、ついつい撮影したくなります。
ウン。空が良ければ、こと銀河に限ればLPS-P2フィルターのメリットはやっぱり少ないですかね。
kame
もしも枚数を稼げていたら、かなりランダムノイズが消えて、鮮明な画像になっていたように見えます。
枚数を稼げなかったのが悔しいですね。(^^;
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