あちこちのブログでも話題になっているので、さっそく撮影に出かけてみる事にした。
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【↑撮影風景(矢印の先はラヴジョイ彗星(C/2014 Q2))】
IXY30S 最広角(28mm相当) ISO1600 F2.0 SS20秒
ご覧の通り、広角で撮影してもしっかり緑色に写っている。実は、1月7日に自宅のベランダから固定撮影で、1月9日に仕事から帰って、社宅の駐車場で追尾撮影をしたのだが、写る事は写るが、どうにも上手く尻尾が写らなくて、結局1月10日に、瑞垣山近くまで、一撃離脱で撮影に出かけたのだ。
この日の月の出は9時半、彗星の南中が8時半なので、早めに現地入りして準備し、彗星が上がってきた所で撮影したのがこれ↓
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【↑ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySensor2
F:5.5 Canon EOS kiss X2(無改造) 直焦点 ISO:1600 S:180秒x10枚
Noise減算:Off 撮影場所:山梨県北杜市 2015/1/10 20:24-21:12
DeepSkyStackerにて、ダーク・フラット補正・彗星基準コンポジット
→GIMPでトーン・サイズ調整
淡いテールを何とか捕らえる事が出来たが、720mmではちょっと長すぎた様だ。次回はもう少し短い鏡筒で撮影しなければ。
ちなみに、今4等級台との事で、この日、肉眼では、ぼうっとした光芒が何となく確認出来た。
ついでに、撮影に使っていない7cmの鏡筒でも彗星を確認したが、残念ながら、肉眼では、尻尾までは確認する事が出来なかった。
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【↑ 7cm鏡筒で彗星を観測】
もう少し明るくなって、尻尾もハッキリ見える様になれば、眼視も楽しいのだが、これからの太陽接近に期待したい物だ。
2015.1.10(1/11)
PS:これから見る人は、こちらのページを参考に探してみて下さい。双眼鏡が有れば町中でも見えると思います。ちょっとした山とか、暗い所へ行けば、肉眼でも結構見えそうです。