心の赴くままに…

夫婦二人でのんびり、気楽に~

黎明館と美術館と

2014-07-19 23:28:17 | 日記

9時前に家を出て鹿児島へ~


黎明館と同じ並びにある鹿児島市立美術館へ



黎明館では『宝歴治水260年記念企画展』
薩摩藩が外様大名としては大きな財力を持ったために、江戸幕府が厳しい条件を付けて木曽川の治水工事を申し付けた
専門の職人を使うことも許されず、膨大な借金によって1年余りの期間を経て工事を終わったけれど
多くの人的犠牲も払った
工事の責任者として赴いた家老の『平田靭負』は借金と失った命の責任を取って自害した
『宝暦治水』が始まって260年に当たるのでその記念展


黎明館は鶴丸城跡地にある

鶴丸城「御楼門」(ごろうもん)を抜けて蓮の花が咲いているお堀端を歩いて『鹿児島市立美術館』へ
朝早くだったらもっとたくさん咲いていたんだろうけど…


ここでは『鹿児島市制250周年・新生(これはちょっと意味が判らないけど)鹿児島市10周年記念』の絵画展
元々はこれに行きたかった
夫は多分、宝暦治水の方
美術展と抱き合わせて私が計画を立てた
自分では絵は描けないけど観るのはとても好き
一番のお気に入りは小さな絵だったけど、シャルル=エミール・ジャックの「牧舎」
鹿児島市出身で川崎重工業や神戸新聞社の社長を務めた松方幸次郎市のコレクションなどの展示

絵画は特別好きではなかったらしいけれど
本物の海外の絵を観たことが無い若者に見せてあげたくて、膨大な財力を持ってコレクションしたそう


黎明館や図書館・美術館と共用の駐車場に10時半に入って、出たのは15時半過ぎ。
ゆっくり観る事が出来た。
帰り着いたら17時過ぎ