4月29日(祝)に京都堀川音楽高等学校にて「堀川ジュニア吹奏楽コンサート2021」が開催され、堀川通り沿線の5校の吹奏楽部の中学生達が、日頃の練習の成果を親御さん達に披露しました。
この行事は、京都堀川ライオンズクラブが主催して毎年秋に開催しているものですが、コロナ禍で開催が2度も延期され、今年は新学期が始まった後の4月開催となってしまいました。
このコンサート、例年は集まった学校がお互いの演奏をし合って交流の場にもなるのですが、感染症対策の為一校ずつの完全入れ替えの形を取らせていただきました。我々スタッフも受付での検温や手指の消毒等すべき事が増え、しかも入れ替えの時間などでタイムテーブルが平時の倍ほどになり、なかなかタフな1日となりました。
演奏に先立って主催者を代表して当クラブの川村会長が挨拶、その後335-C地区の佐々木由美子ガバナーから挨拶があり、音楽の持つ力を熱く語られました。さらに1校目の演奏後には門川市長からも挨拶がありました。
<参加校とその演奏曲です>
4曲目にこの4月に入学した1年生が登場し、音楽に合わせてダンスを披露し、先輩達の演奏を盛り上げました。
演奏後のインタビューでは、両校の部長が応え、合同での演奏の難しさを語ってましたが、それ以上に「久しぶりに演奏が出来て良かった」、「多勢での演奏は演奏していても迫力があった」との喜びの言葉が印象的でした。
3曲目の「♫風になりたい」では、曲の途中で急にマスクをして立ち上がりサビの部分を合唱するという演出があり、感動しました。
吹奏楽部の旗が掲げられ、さらに譜面台に紺色の部のマークを取り付けて一体感を表現。演奏も会場の心を引きつける素敵なものでした。
以上、4グループ5校の演奏終了後、この演奏会の主催責任者でもある当クラブ大高第二副会長から挨拶があり、2度の延期を乗り越えて開催に漕ぎ着けたここまでの想いと、無事に開催できた喜びを伝えました。
各校の演奏後に司会者から各校代表にインタビューがあったのですが、全ての生徒が、コロナ禍で練習にも制約があり辛かった事に加え、今回の演奏会を開催してもらえた事への感謝の気持ちを語っていました。
それを聞いていてこちらも、感染症対策に頭を悩ませながら討議を重ねて来た甲斐もあり、この様に開催出来て本当に良かったと思いました。
文責:MC-IT委員長 山田裕彦