京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

◆お正月のお菓子

2012-01-02 12:44:54 | 食・レシピ

《花びら餅》

お正月と言えば鏡餅。

このお餅の歴史は弥生時代からと言われ、日本独特のものです。

「花びら餅」は平安時代、宮中行事で「お歯固め」長寿を意味する儀式に 包み雑煮として、

年賀に参内の公卿に供されたのが始めとされています。

現在は新春菓として一般に格式あるお正月のお菓子として用いられています。

丸く伸ばした白餅に紅の菱餅を重ね、鮎(年魚としてめでたい魚の意味)に見立てた

蒸しごぼうと雑煮を意味する白味噌あんをはさみ、編笠に折ったおめでたいお菓子が

花びら餅のいわれです。

元旦に稲荷の「ふたば」さんで買い求めました。

ふたばさんのお孫さんの「たまちゃん」です。かわいくて思わず写真を一枚撮らせて

いただきました。

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我が家の正月飾りと「丹嘉」さんの今年の干支人形です。

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