二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

草刈る

2020年07月30日 | 俳句



草刈って草刈って近づく戦 モニカ

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響焔8月号~聰俳句鑑賞

2020年07月28日 | 俳句
子を叱り米研いでいる夏のくらし
              (「響焔」平成13年11月号)

 夏の暑さを扇風機で凌いでいた昭和の頃は、どの家も窓を開け放していたので、室内での会話や生活音なども聞こえてきたものだ。母親の叱り声、子供の騒ぐ声、走り回る音。
 この句を読むと、そういう夏の日を思い出す。どこにでもある庶民の夏の一コマ。多分夕方だろう。子を叱り米を研いでいる母親の汗まで見えるようだ。忙しく賑やかな日常。それは間違いなく人間の幸せな姿だ。
 「夏のくらし」の「くらし」がとてもいい。六文字となっても「夏の夕」とか「夏休」などにせずに「くらし」だからこそこの句が心に響くものになった。作者の考える「夏のくらし」のひとつのイメージに共感する。
 世界は未曽有のことを体験して、普通の暮らしがどれだけ有り難いものかを知った。この日常を取り戻せるだろうか。


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青春

2020年07月20日 | 俳句




音たてて氷をかじる青春は モニカ


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東京の日

2020年07月18日 | 俳句
東京JAP 「摩天楼ブルース 」


「東京の日」ってご存知ですか?
1868年7月17日に東京が誕生したそうです
「東京」の名付け親は大久保利通らしいです
へぇー、はじめて知りました
 
東京って
私にとっては俳句のタネの宝庫
自然の中の吟行では何も出来ないのに
東京に行くと
ふっと言葉が降ってくることがあります
ちょっとしたビルの隙間から見た月や
雨の駅前の雑踏や
夜の首都高や…
人々の動きを見ていても
東京には意外と詩が転がっています
自販機にもコンビニにも詩情はある
人との関わりから生まれてくるもの
それが花鳥諷詠とはまた違った切り口の俳句となるのでしょう



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響焔7月号〜聰俳句鑑賞

2020年07月08日 | 俳句

七月七日だれもいないから雨降る

 七月七日は言うまでもなく七夕である。七夕は梅雨の真っ最中だからなのか、ほとんど雨のような気がする。晴れて天の川を見た、などという記憶は多分ない。
 そう、七月七日に雨が降るのは梅雨だからなのだ。だけど作者は「だれもいないから」だと言う。言ってくれたわね。一体どこにだれがいないと言うのか?だれがいたらいいのか?何か織姫と彦星に言いがかりをつけられているようでもあって愉快だ。
 掲句例えば「七夕やだれもいないから雨が降る」としても句になるだろう。でも七夕では見せすぎてつまらなくなる。同じ意味の季語でも言い方を変えるだけでこんなに読者をはっとさせる。さらに破調も功を奏し、確か句会で特選でいただいたと思う。近年で一番惚れた句です。



今年の七月七日もやはり雨でした  

雨どころか最近は異常な豪雨続き

特に今年は

九州地方の被害の酷さに目を疑います

心よりお見舞い申し上げます




コロナに豪雨…

地球はどうなってしまったのでしょう

人類に対する自然界の怒りなのでしょうか











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