二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

響焔10月号~聰俳句鑑賞

2021年09月30日 | 俳句
黒葡萄音楽かるがるとありぬ

 一幅の絵画のような句だと思った。
 数人の男たちが談笑している。かなり酔いが回っている様子。自慢話なのか、よからぬことの相談なのか。テーブルの上には、ワインや肉や色々な果物。その中に黒葡萄もある。時代は1600年代。ややダークな色彩だ。
 もしくはこういうのはどうだろう。打って変わって明るいカフェの屋外。頬を薔薇色に染めた健康的な乙女と青年。乙女はテーブルにある黒葡萄を一粒つまんでいる。青年はそんな乙女から目が離せないようだ。
 いずれも背景には音楽がかかっている。黒葡萄の重みのあるイメージとは違って、音楽はかるがるとある。この少しずらした対比が面白い。音楽を云った俳句に絵画を感じる、そんな一粒で三度おいしい句。(句集「荒星」)



皆さん、コロナワクチン接種はお済みですか?
私はやっと先週一回目が終わりました。
やあ、予約が取れない取れない。
ネット予約、開始時間からものの2分で終了ですから。
日にちや時間に迷っている暇はない。予定なんかあったって、そんなもの容赦しない雰囲気。
予約開始時間の秒読みがはじまり高鳴る心臓。
今回こそは!そろそろ取れてくれ!
祈る気持ちでカレンダーにえいや!とポチったら
やっと、本当にやっと奇跡的に取れました。
次は受験生の息子の予約です。
まだまだ母モニカの挑戦は続きます。
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響焔9月号〜聰俳句鑑賞

2021年09月03日 | 俳句

水母浮く何も見えなくなったあとに

「好き!」一読そう思った。そして静かな景が広がった。
 夏の海は、砂浜は海水浴、岩場は磯遊びで賑わう。でもそれもお盆まで、お盆を過ぎると水母が出るからだ。だから水母が浮いてくる頃の海は人影が少なくなってくる。誰もいない海。
 誰もいなくなったから「何も見えなくなったあとに」と云っている。「誰もいない」から「何も見えない」への変換が心憎い。ここがいいなぁと思う。事実を云っているけれど、ちょっとした配慮によぅて詩情あふれる句に仕立てている。
 こういう句に出会うと「ああ、なんでこう思わなかったのだろう」と悔しくなる。私だって見ているはずの景なのに。
 どうやら詩情は、特別なことを云わなくても、当たり前とことから生み出されるようだ。作者の配慮によって。




皆さま、お久しぶりです
更新がすっかり滞ってしまって…
目がものすごく疲れます
スマホ疲れです
だめね、スマホ
時間があくとすぐにスマホに手が伸びる
YouTubeを見てしまう
Twitterを見てしまう
ゲームまではじめてしまう
気がつくとあっという間に1時間経っている
そして目が痛い
首が凝る
しまいには頭も重い…
やめましょう、こんな生活
私だけですね、きっと…
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